Excel|XLOOKUPの複数条件によるデータ抽出 

227-01|Excel VALUE関数の使い方|テキスト形式で表されている数値をExcelが認識できる数値形式に変換するための関数

ExcelのVALUE関数は、テキスト形式で表されている数値をExcelが認識できる数値形式に変換するための関数です。この記事では、VALUE関数の基本的な使い方から実際の活用方法までを詳しく解説します。

目次

関数の説明

VALUE関数: テキスト形式の数値をExcelが認識可能な数値に変換します。

関数

対応バージョン

Excel 2007以降のバージョンで利用可能です。

構文

VALUE(text)
  • text: 変換したいテキスト形式の数値を指定します。

引数

引数説明
text変換したいテキスト形式の数値を指定します。

引数の詳細説明

  • text: VALUE関数で変換したいテキスト形式の数値を指定します。この引数には、セルの参照や直接的な数値の入力が可能です。

関数作成のポイント

  1. テキストから数値への変換: テキスト形式で表された数値をExcelの数値形式に変換します。
  2. エラー処理: VALUE関数は、不正な数値形式の場合に#VALUE!エラーを返しますので、エラー処理を適切に行うことが重要です。

関数活用のポイント

  • データの整形: データの取り込み時に、テキスト形式で表された数値を数値形式に変換する際に活用します。
  • 数式としての活用: 他の数値関数や計算式に組み込んで使用し、計算処理を行う際に便利です。

使用例

サンプルデータ

AB
1テキスト1=VALUE(A1)
2123=VALUE(A2)
3“456”=VALUE(A3)

サンプル式

セルB1の式:

=VALUE(A1)

この式は、セルA1のテキスト形式の数値 “テキスト1” を数値に変換します。結果はエラーになります。

セルB2の式:

=VALUE(A2)

この式は、セルA2のテキスト形式の数値 “123” を数値に変換します。結果は123となります。

セルB3の式:

=VALUE(A3)

この式は、セルA3のテキスト形式の数値 “456” を数値に変換します。結果は456となります。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータのダウンロードリンクをここに配置します。リンクをクリックして、サンプルデータをダウンロードし、実際にVALUE関数を試してみてください。

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まとめ

VALUE関数は、テキスト形式で表された数値をExcelが認識できる数値形式に変換するための重要な関数です。この関数を使用することで、データの取り込みや計算処理の正確性を確保することができます。

関連のある関数

関連関数説明
TEXT関数数値や日付を指定した書式で文字列に変換します。
TRIM関数文字列の先頭および末尾の空白を削除します。
SUBSTITUTE関数文字列内で指定した文字列を別の文字列に置換します。

これらの関数は、テキストや数値の処理を効率的に行う際に役立ちます。

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