エクセルで、日付から「年」だけを取り出すには YEAR関数を使います。たとえば 2026/10/21 は、=YEAR(A3) で 2026 になります。
取り出した年は数値なので、引き算で経過年数を出したり、年度(4月始まり)を求めたりできます。この記事では、YEAR関数の基本、年度の出し方、経過年数、特定の年の判定、和暦、年・月・日をつなげた表示、文字の日付の扱いまでを、1つの表で説明します。下の練習ツールで、日付を書き換えて結果の変わり方を試せます。
まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます
練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。
YEAR関数の書き方
シリアル値には日付のセルを指定します。結果は 1900〜9999 の数値です。月は MONTH関数、日は DAY関数で取り出せます。
YEAR関数の使い方|やりたいこと別の式
| やりたいこと | 式(例) | 結果 |
|---|---|---|
| 「年」を取り出す | =YEAR(A3) | 2026 |
| 年度(4月始まり) | =YEAR(EDATE(A4,-3)) | 2026 |
| 経過年数 | =2026-YEAR(A5) | 7 |
| 特定の年か判定 | =YEAR(A6)=2026 | TRUE |
| 和暦の年 | =TEXT(A7,”ggge年”) | 令和8年 |
| 年・月・日をつなげる | =YEAR(A9)&”年”&MONTH(A9)&”月”&DAY(A9)&”日” | 2026年10月21日 |

日付から「年」を取り出す
結果は 2026 です。結果のセルが「1905/7/18」のような日付で表示されたときは、表示形式を「標準」に戻します。
年度を出す(4月始まり)
4月始まりの年度は、日付を3か月前に戻してから年を取り出します。EDATE関数で3か月戻すと、1〜3月の日付は前の年になります。
2027/2/10 は 2026年度なので、結果は 2026 です(DATE関数の使い方)。
経過年数を出す
=2026-YEAR(A5)
2019年4月1日からは 7 年です。これは「年の差」なので、誕生日や入社日の前か後かは考えていません。満年齢・勤続年数を正確に出すときは DATEDIF関数を使います(年齢を計算する方法)。
特定の年の日付か判定する
=YEAR(A6)=2026
2026/5/3 なので TRUE です。COUNTIFS関数や SUMPRODUCT関数と組み合わせると、年ごとの件数や合計を出せます。
和暦の年・「○年」の文字にする
2026年は 令和8年 です。西暦のまま「2026年」と文字にするなら =TEXT(A8,"yyyy年") です(日付を和暦にする方法)。
▶ この式(C7)を、上の練習ツールで試す / この式(C8)を、上の練習ツールで試す
年・月・日を取り出してつなげる
=YEAR(A9)&"年"&MONTH(A9)&"月"&DAY(A9)&"日"
YEAR・MONTH・DAY関数で取り出した数値を & でつなげると、2026年10月21日 になります。同じ表示は =TEXT(A9,"yyyy年m月d日") でも作れます。
文字の日付でも取り出せる
A10 の「2025/12/31」は文字として入っていますが、日付として読めるので結果は 2025 です。日付として読めない文字は #VALUE! エラーになります。
YEAR関数がうまくいかないときの確認表
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 「1905/7/18」と表示される | 結果のセルが日付の表示形式 | 表示形式を「標準」にする。 |
| 「#VALUE!」になる | 日付として読めない文字 | 日付として入力し直す。DATEVALUE関数で変換する。 |
| 空欄なのに 1900 になる | 空欄は 0(1900/1/0)として計算される | IF(A3=””,””,YEAR(A3)) のように空欄を除く。 |
| 年度が1年ずれる | 1〜3月の日付をそのまま YEAR関数にした | EDATE関数で3か月戻してから取り出す。 |
YEAR関数のよくある質問
今年の年を出すには?
=YEAR(TODAY()) で、今日の日付の年になります(TODAY関数・NOW関数の使い方)。
年・月・日から日付を作るには?
DATE関数を使います(DATE関数の使い方)。
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