323-01|Excel NETWORKDAYS.INTL関数の使い方|2つの日付間の営業日数を、カスタマイズ可能な週末パターンを使用して計算する

ExcelのNETWORKDAYS.INTL関数は、2つの日付間の営業日数を、カスタマイズ可能な週末パターンを使用して計算するための関数です。異なる国や企業の休業日に対応した日数計算が可能です。

目次

関数の説明

NETWORKDAYS.INTL関数は、2つの日付間の営業日数をカスタマイズ可能な週末パターンと指定した祝日を除いて計算します。これにより、異なる休業日パターンを持つ国や企業に合わせた計算が可能になります。

関数

対応バージョン

Excel 2010以降

構文

=NETWORKDAYS.INTL(start_date, end_date, [weekend], [holidays])

引数

NETWORKDAYS.INTL関数の引数は以下の通りです:

引数説明
start_date計算の開始日を指定します。日付文字列、シリアル値、または日付を含むセル参照が使用できます。
end_date計算の終了日を指定します。日付文字列、シリアル値、または日付を含むセル参照が使用できます。
weekend省略可能です。週末を指定します。省略すると土曜日と日曜日が週末として扱われます。
[holidays]省略可能です。除外する祝日を指定します。祝日を含むセル範囲または配列を指定できます。

関数作成のポイント

  • start_dateend_dateは、有効な日付形式で指定する必要があります。
  • weekendは、文字列または数値で指定できます。例えば、”0000011″は土曜日と日曜日を週末とすることを意味します。
  • holidaysを指定しない場合、週末のみが除外されます。

関数活用のポイント

  • 異なる国や企業の休業日に対応した日数計算が可能です。
  • カスタマイズ可能な週末パターンを使用することで、特定の業務に合わせた日数計算ができます。

使用例

サンプルデータ

ABCDE
開始日終了日週末パターン祝日営業日数
2023/01/012023/01/3100000112023/01/09
2023/02/012023/02/2800000102023/02/11
2023/03/012023/03/3100001102023/03/21

サンプル式

=NETWORKDAYS.INTL(A2, B2, C2, D2:D2)

この式は、A2セルの日付からB2セルの日付までの営業日数を計算し、C2セルの週末パターンとD2セルの祝日を除外します。例えば、A2が「2023/01/01」、B2が「2023/01/31」、C2が「0000011」、D2が「2023/01/09」の場合、結果は「21」となります。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータをダウンロードすることができます。こちらからダウンロードしてください。

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まとめ

NETWORKDAYS.INTL関数は、2つの日付間の営業日数をカスタマイズ可能な週末パターンと指定した祝日を除いて計算するための便利なツールです。異なる国や企業の休業日に対応した日数計算が可能で、プロジェクト管理やスケジュール作成において役立ちます。

関連のある関数

関連関数

関数説明
NETWORKDAYS標準の週末(土曜日と日曜日)を使用して営業日数を計算します。
WORKDAY指定された開始日から、指定された労働日数後の労働日の日付を返します。
WORKDAY.INTLカスタマイズ可能な週末パターンを使用して、指定された労働日数後の日付を返します。
DAYS2つの日付間の日数を計算します。
EDATE指定された月数前または後の日付を返します。

以上がExcelのNETWORKDAYS.INTL関数に関する詳細な解説です。この関数を活用して、特定の業務に合わせた正確な営業日数を効率的に計算しましょう。

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