VALUETOTEXT関数の使い方|値を文字列に変換する・形式0と1の違い・エラーも文字に

217-01|Excel VALUETOTEXT関数の使い方|数値をテキストに変換する際に使用します

エクセルで、数値・文字・エラーなど、どんな値でも文字列に変換するには VALUETOTEXT関数を使います。1234.5 は =VALUETOTEXT(A5) で文字の 1234.5 に、「#DIV/0!」のエラーも =VALUETOTEXT(A8) で文字の #DIV/0! になります。

形式に 1 を指定すると、文字を「”」で囲んだ形にできるのも特長です。この記事では、VALUETOTEXT関数の基本、形式0と1の違い、数値・日付・エラー・空のセルの扱い、TEXT関数との違いまでを、1つの表で説明します。下の練習ツールで、値を書き換えて結果の変わり方を試せます。

目次

VALUETOTEXT関数の書き方

VALUETOTEXT関数の構文
数式=VALUETOTEXT(値,[形式])
ひとことで値を文字にする
値
値です
[形式]
形式です
形式文字の値数値・TRUE/FALSE・エラー
0(省略時)そのまま(Excel)文字にする
1「”」で囲む(”Excel”)文字にする(囲まない)

Microsoft 365・Excel 2021 以降で使えます。形式に 0・1 以外を指定すると #VALUE! エラーになります。

まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます

練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。

VALUETOTEXT関数の使い方|やりたいこと別の式

値式(例)結果
Excel=VALUETOTEXT(A3)Excel
Excel(形式1)=VALUETOTEXT(A4,1)“Excel”
1234.5=VALUETOTEXT(A5)1234.5
2026/10/23(日付)=VALUETOTEXT(A7)46318
#DIV/0!(エラー)=VALUETOTEXT(A8)#DIV/0!
0.5(形式1)=VALUETOTEXT(A10,1)0.5
りんご=”品名は”&VALUETOTEXT(A12,1)品名は”りんご”
エクセルのVALUETOTEXT関数で値を文字列に変換した表
エクセルのVALUETOTEXT関数で値を文字列に変換した表

値を文字にする

1
結果を出したいセル(C3)を選びます。
2
「=VALUETOTEXT(」と入力し、値のセル(A3)をクリックします。
3
「)」と入力して Enter キーを押します。
VALUETOTEXT関数の式
数式=VALUETOTEXT(A5)
ひとことで値を文字にする
A5
値です

数値の 1234.5 は、文字の 1234.5 になります。もう数値ではないことは =ISNUMBER(VALUETOTEXT(A6)) で確かめられ、FALSE です(ISNUMBER関数の使い方)。

形式1で文字を「”」で囲む

VALUETOTEXT関数の式
数式=VALUETOTEXT(A4,1)
ひとことで値を文字にする
A4
値です
1
形式です

形式に 1 を指定すると、文字の「Excel」は “Excel” と「”」で囲まれます。数値の 0.5 は =VALUETOTEXT(A10,1) でも 0.5 のままで、囲まれるのは文字だけです。式の中に書く形と同じになるので、="品名は"&VALUETOTEXT(A12,1) のようにつなげると 品名は”りんご” と表示できます。

日付・エラー・空のセルの扱い

VALUETOTEXT関数の式
数式=VALUETOTEXT(A8)
ひとことで値を文字にする
A8
値です

日付は中身がシリアル値なので、2026/10/23 は =VALUETOTEXT(A7) で 46318 になります。日付の形の文字にしたいときは TEXT関数を使います(TEXT関数の使い方)。

エラーの #DIV/0! は、エラーのままではなく文字の #DIV/0! になります。=ISERROR(VALUETOTEXT(A9)) は FALSE で、結果はエラーではありません。空のセルは空の文字になり、=LEN(VALUETOTEXT(A11)) は 0 です。

TEXT関数との違い

関数表示形式の指定エラーの値
VALUETOTEXTできない(そのままの形で文字にする)文字にできる
TEXTできる(”yyyy/m/d” や “#,##0” など)エラーのまま

見た目を整えて文字にするなら TEXT関数、値をそのまま文字にするなら VALUETOTEXT関数、と使い分けます。

VALUETOTEXT関数がうまくいかないときの確認表

症状考えられる原因対処
「#NAME?」になるExcel 2019 以前TEXT関数や「&””」で文字にする。
「#VALUE!」になる形式に 0・1 以外を指定した0 か 1 を指定する。
日付が数字になる日付の中身はシリアル値TEXT関数で表示形式を指定する。

VALUETOTEXT関数のよくある質問

範囲をまとめて1つの文字にするには?

ARRAYTOTEXT関数を使います(ARRAYTOTEXT関数の使い方)。

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