PROPER関数の使い方|単語の先頭を大文字にする・数字や記号の後ろの注意

PROPER関数の使い方|単語の先頭を大文字にする・数字や記号の後ろの注意

エクセルで、英語の単語の先頭だけを大文字、残りを小文字にするには PROPER関数を使います。「yamada taro」は、=PROPER(A3) で Yamada Taro になります。

ローマ字の氏名や英語の住所・商品名の表記をそろえるときに便利ですが、記号や数字の後ろも大文字になるクセがあります。この記事では、PROPER関数の基本、記号・数字・全角の英字の扱い、最初の1文字だけ大文字にする方法、整っているかの判定までを、1つの表で説明します。下の練習ツールで、文字を書き換えて結果の変わり方を試せます。

目次

PROPER関数の書き方

PROPER関数の構文
数式=PROPER(文字列)
ひとことで先頭を大文字にする
文字列
文字列です
関数すること「yamada TARO」の結果
PROPER単語の先頭だけ大文字、あとは小文字Yamada Taro
UPPERすべて大文字YAMADA TARO
LOWERすべて小文字yamada taro

まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます

練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。

PROPER関数の使い方|やりたいこと別の式

元の文字列式(例)結果
yamada taro=PROPER(A3)Yamada Taro
TOKYO TOWER=PROPER(A4)Tokyo Tower
mary-jane smith=PROPER(A5)Mary-Jane Smith
3rd street=PROPER(A6)3Rd Street
abc def(全角)=PROPER(A7)Abc Def
hello WORLD=UPPER(LEFT(A9,1))&LOWER(MID(A9,2,100))Hello world
エクセルのPROPER関数で単語の先頭を大文字にした表
エクセルのPROPER関数で単語の先頭を大文字にした表

単語の先頭を大文字にする

1
結果を出したいセル(C3)を選びます。
2
「=PROPER(」と入力し、元の文字列のセル(A3)をクリックします。
3
「)」と入力して Enter キーを押します。
PROPER関数の式
数式=PROPER(A3)
ひとことで先頭を大文字にする
A3
文字列です

結果は Yamada Taro です。すべて大文字の「TOKYO TOWER」も、=PROPER(A4) で Tokyo Tower に整います。

記号や数字の後ろも「単語の先頭」になる

PROPER関数は、英字以外の文字(スペース・記号・数字)の次の英字を大文字にします。そのため「mary-jane smith」は Mary-Jane Smith になり、「3rd street」は 3Rd Street になってしまいました。

注意注意:「3rd」「iPhone」「McDonald」のような書き方は、PROPER関数ではそのとおりになりません。「mcdonald」は Mcdonald になります。結果を確認して、必要なところだけ手で直します。

全角の英字も整う

PROPER関数の式
数式=PROPER(A7)
ひとことで先頭を大文字にする
A7
文字列です

全角の「abc def」は、全角のまま Abc Def になりました。半角にそろえたいときは ASC関数と組み合わせます(全角と半角を変換する方法)。

最初の1文字だけ大文字にする

UPPER関数の式
数式=UPPER(LEFT(A9,1))&LOWER(MID(A9,2,100))
ひとことで先頭だけ大文字、残りを小文字にしてつなぐ
UPPER(LEFT(A9,1))
先頭の1文字を大文字にします
LOWER(MID(A9,2,100))
2文字目以降を小文字にします

文の先頭だけ大文字にしたいときは、先頭の1文字を UPPER関数、残りを LOWER関数で変えてつなげます。「hello WORLD」は Hello world です(UPPER関数・LOWER関数の使い方)。

すでに整っているか判定する

EXACT関数の式
数式=EXACT(A10,PROPER(A10))
ひとことで2つの文字が同じか比べる
A10
1つ目の文字です
PROPER(A10)
2つ目の文字です

「Yamada taro」は2つ目の単語が小文字なので FALSE です。EXACT関数は大文字・小文字を区別して比べます(EXACT関数の使い方)。

PROPER関数がうまくいかないときの確認表

症状考えられる原因対処
「3Rd」のようになる数字の後ろも単語の先頭として扱われる必要な部分だけ手で直す。
「Mcdonald」になる単語の途中は小文字になる固有の書き方は手で直す。
日本語が変わらない変わるのは英字だけ英字以外はそのまま。
元のセルを直したい関数は別のセルに結果を出す結果をコピーして「値」で貼り付ける。

PROPER関数のよくある質問

姓だけ大文字(YAMADA Taro)にしたい

=UPPER(LEFT(A3,FIND(" ",A3)-1))&MID(PROPER(A3),FIND(" ",A3),100) のように、スペースの前を UPPER関数、後ろを PROPER関数で整えてつなげます。

入力したときに自動で整えたい

関数では入力そのものは変わりません。整えた列を別に作ります。

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