233-01|Excel PROPER関数の使い方|指定した文字列内の各単語の最初の文字を大文字に変換し、それ以外の文字を小文字に変換します

ExcelのPROPER関数は、指定した文字列内の各単語の最初の文字を大文字に変換し、それ以外の文字を小文字に変換します。この記事では、PROPER関数の基本的な使い方から実際の活用方法までを詳しく解説します。

目次

関数の説明

PROPER関数: 文字列内の各単語の最初の文字を大文字に変換し、それ以外の文字を小文字に変換します。

関数

対応バージョン

Excel 2003以降のバージョンで利用可能です。

構文

PROPER(text)
  • text: 大文字と小文字を変換したい文字列を指定します。

引数

引数説明
text大文字と小文字を変換したい文字列を指定します。

引数の詳細説明

  • text: PROPER関数で大文字と小文字を変換したい文字列を指定します。この関数は、指定した文字列の各単語の最初の文字を大文字に変換し、それ以外の文字を小文字に変換します。

関数作成のポイント

  1. 単語の認識: PROPER関数は単語をスペースで区切り、各単語の最初の文字を大文字に変換します。
  2. アクロニムの取り扱い: アクロニムや略語は、PROPER関数では全て大文字に変換されます。

関数活用のポイント

  • データ整形: データを読みやすくするために、名前や住所などの文字列をPROPER関数で整形すると便利です。
  • 文書作成: 文書や報告書の見出しやセクション名を、PROPER関数を使用して整形することができます。

使用例

サンプルデータ

AB
1john doe=PROPER(A1)
2MARY SMITH=PROPER(A2)
3charlie brown=PROPER(A3)

サンプル式

セルB1の式:

=PROPER(A1)

この式は、セルA1の文字列「john doe」を以下のように変換します。

John Doe

セルB2の式:

=PROPER(A2)

この式は、セルA2の文字列「MARY SMITH」を以下のように変換します。

Mary Smith

セルB3の式:

=PROPER(A3)

この式は、セルA3の文字列「charlie brown」を以下のように変換します。

Charlie Brown

サンプルデータダウンロード

サンプルデータのダウンロードリンクをここに配置します。リンクをクリックして、サンプルデータをダウンロードし、実際にPROPER関数を試してみてください。

まとめ

PROPER関数は、Excelで文字列を整形する際に非常に便利です。特に名前やタイトル、キャプションなどを見栄えよく整えたい場合に役立ちます。

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関連関数説明
UPPER関数文字列内のすべての文字を大文字に変換します。
LOWER関数文字列内のすべての文字を小文字に変換します。
TEXT関数数値や日付を指定した書式で文字列に変換します。

これらの関数は、文字列の形式を変更して整形する際に共に活用されます。

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