Excel LET関数の使い方|計算式に名前を付けて式を短くする(FILTERとの組み合わせ)

ExcelのLET関数は、複数の計算式や処理を1つの式で実行できる便利な関数です。この記事では、LET関数の基本的な使い方から実際の活用方法までを詳しく解説します。

目次

関数の説明

LET関数: 複数の名前付き変数を定義し、それらを用いて計算を行う関数です。特に複雑な計算をシンプルに記述したり、計算の途中結果を保持するのに役立ちます。

関数

対応バージョン

対応バージョン:365

[式]に[名前]を付け、[計算]で利用できるようにし、その計算結果を返します。

構文

LET
レット
(名前1, 式1, 名前2, 式2, …, 計算)

引数

名前[式]の計算結果に付ける名前を指定します。
式[名前]を付ける式を指定します。
計算LET関数が返す値の計算方法(式)を指定します。関数内で指定した[名前]が計算に使えます。

関数作成のポイント

1
変数の再利用: LET関数を使うことで、同じ計算の中で中間の計算結果を変数として定義し、後続の計算で再利用することができます。
2
式の簡素化: 複雑な計算を1つの式でシンプルに表現できるため、理解しやすくメンテナンス性が高まります。

関数活用のポイント

  • 複雑な条件付き計算: 複数の条件に基づいて異なる計算を行う場合、LET関数を使用して条件ごとに変数を定義し、それに基づいて計算を行うことができます。
  • パフォーマンスの向上: LET関数を使用すると、同じ計算式を複数回書かずに済むため、計算の効率が向上します。

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LET関数を使うメリットと注意点

  • 式が読みやすくなる:「apple」「count」のように、意味のある名前を付けると、何を計算しているかが一目でわかります。
  • 同じ計算を何度も書かずに済む:長いFILTERやXLOOKUPの結果に名前を付けると、2回目以降は名前だけで使えます。計算も1回で済むので、大きな表では速くなります。
  • 名前は、その式の中だけで有効:セルや範囲に付ける「名前の定義」とは別物です。ほかのセルからは使えません。

エラーと注意点

  • LET関数は、Microsoft 365・Excel 2021以降で使えます。Excel 2019以前では使えません。
  • 名前には、セル参照と紛らわしい文字(例:A1、R1C1)や、関数名は使えません。
  • 最後の引数は、必ず「計算式」にします。「名前,値」の組で終わると、エラーになります。

まとめ

LET関数は、Excelで複雑な計算をシンプルに表現するための強力なツールです。中間結果の保持や計算の再利用性を高めることができるため、大規模なデータ分析や計算処理に特に有用です。

関連のある関数

関連関数説明
IF関数条件に応じて異なる値を返す関数。
SUM関数セル範囲内の値の合計を返す関数。
AVERAGE関数セル範囲内の数値の平均を返す関数。

これらの関数はLET関数と組み合わせて使用することで、より複雑な計算や条件付きの処理を行うことができます。

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