131-01|Excel FIELDVALUE関数の使い方|特定のフィールド値を取得する方法

FIELDVALUE関数は、Excelでレコードデータの特定のフィールド値を取得するための関数です。この関数を使用することで、大規模なデータセットから必要な情報を効率的に抽出することができます。本記事では、FIELDVALUE関数の基本的な使い方とその応用方法について詳しく解説します。

目次

関数の説明

FIELDVALUE関数は、指定したレコードから特定のフィールドの値を取得します。特にJSON形式のデータや、Power Queryで取得したデータセットを操作する際に便利です。

関数

対応バージョン

FIELDVALUE関数は、Excel 2016以降のバージョンで使用できます。

構文

FIELDVALUE(レコード, フィールド名)

引数

引数説明
レコードフィールド値を取得したいレコードを指定します。
フィールド名取得したいフィールドの名前を指定します。

引数の詳細説明

  • レコード: 対象となるレコードデータを指定します。通常はJSON形式やPower Queryの出力データを使用します。
  • フィールド名: 取得したいフィールドの名前を文字列として指定します。

関数作成のポイント

  1. データ形式の確認: レコードが正しい形式であることを確認します。
  2. フィールド名の正確な指定: フィールド名は正確に指定する必要があります。スペルミスに注意しましょう。
  3. データソースの準備: JSON形式やPower Queryでのデータ取得が必要な場合、その設定を正しく行います。

関数活用のポイント

  • データ分析: 大規模なデータセットから必要な情報を効率的に抽出できます。
  • 自動化: データ抽出を自動化することで、手作業のミスを減らし、作業効率を向上させます。
  • レポート作成: 必要なフィールド値を取得して、レポート作成を簡素化します。

使用例

サンプルデータ

以下のような構造のレコードデータを使用します。

列/行A
1レコード
2{“Name”: “John”, “Age”: 30, “City”: “New York”}

サンプル式

Nameフィールドの値を取得する例:

=FIELDVALUE(A2, "Name")

この式は、セルA2のレコードから”Name”フィールドの値を取得し、”John”という結果を返します。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータのダウンロードリンクをここに配置します。リンクをクリックして、サンプルデータをダウンロードし、実際にFIELDVALUE関数を試してみてください。

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まとめ

FIELDVALUE関数は、Excelで特定のフィールド値を効率的に取得するための強力なツールです。特に、大規模なデータセットやJSON形式のデータを操作する際に非常に便利です。ぜひ、FIELDVALUE関数を活用してデータ分析やレポート作成を効率化してください。

関連のある関数

関連関数説明
GETPIVOTDATA関数ピボットテーブルからデータを抽出する関数です。
FILTER関数指定した条件に一致するデータをフィルタリングする関数です。
VLOOKUP関数垂直方向に検索範囲を探して値を返す関数です。
HLOOKUP関数水平方向に検索範囲を探して値を返す関数です。
INDEX関数指定した範囲内のセルの値を返す関数です。

以上が、ExcelのFIELDVALUE関数に関する詳しい説明とその活用方法です。ぜひ、これを参考にして、Excelでのデータ処理をさらに効率化してください。

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