エクセルで、数値や日付を好きな表示形式の文字列に変えるには TEXT関数を使います。たとえば 1234567 は =TEXT(A3,"#,##0") で「1,234,567」に、日付は =TEXT(A5,"yyyy年m月d日") で「2026年10月21日」になります。
TEXT関数がいちばん役に立つのは、& で文字とつなげるときです。セルの表示形式は & でつなげると消えてしまいますが、TEXT関数で形を決めておけば、そのまま文章に入れられます。この記事では、TEXT関数の基本、よく使う表示形式の一覧、曜日の出し方、0埋め、文章に金額や日付を入れる方法までを、1つの表で説明します。下の練習ツールで、元の値を書き換えて結果の変わり方を試せます。
まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます
練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。
TEXT関数の書き方
| 引数 | 入れるもの | ポイント |
|---|---|---|
| 値 | 数値・日付・時刻(セル番地) | 文字列の数字も変換できます。 |
| 表示形式 | セルの書式設定と同じ記号 | 「”」で囲みます。 |
結果は文字列になります。計算に使うときは注意します(後の「うまくいかないとき」を参照)。
TEXT関数の使い方|やりたいこと別の式
| やりたいこと | 式(例) | 結果 |
|---|---|---|
| 3桁ごとにカンマ | =TEXT(A3,”#,##0″) | 1,234,567 |
| パーセント(小数1桁) | =TEXT(A4,”0.0%”) | 25.6% |
| 日付を年月日に | =TEXT(A5,”yyyy年m月d日”) | 2026年10月21日 |
| 曜日を出す | =TEXT(A6,”aaaa”) | 水曜日 |
| 前に0を付けて3桁 | =TEXT(A7,”000″) | 007 |
| 文章に金額を入れる | =”合計”&TEXT(A8,”#,##0″)&”円” | 合計1,500円 |
| 時刻を時:分に | =TEXT(A10,”h:mm”) | 13:30 |

数値にカンマを付ける
結果は 1,234,567 です。「#,##0.0」にすると小数1桁、「0.0%」にするとパーセント表示になり、0.256 は 25.6% になりました。
▶ この式(C3)を、上の練習ツールで試す / この式(C4)を、上の練習ツールで試す
日付を好きな形にする
結果は 2026年10月21日 です。「mm/dd」なら 10/21 のように、月と日が2桁になります。
| 表示形式 | 意味 | 2026/10/21 の結果 |
|---|---|---|
| yyyy | 西暦4桁 | 2026 |
| m / mm | 月(mm は2桁) | 10 |
| d / dd | 日(dd は2桁) | 21 |
| aaa | 曜日(短い形) | 水 |
| aaaa | 曜日 | 水曜日 |
| ggge”年” | 和暦 | 令和8年 |
▶ この式(C5)を、上の練習ツールで試す / この式(C9)を、上の練習ツールで試す
練習用ファイルの表で試した結果です。=TEXT(A5,"yyyy年m月d日")=TEXT(A6,"aaaa") は「水曜日」でした。

日付から曜日を出す
2026年10月21日は 水曜日 です。「aaa」なら「水」、「(aaa)」なら「(水)」になります。英語の曜日は「dddd」で「Wednesday」です(日付の表示形式を変える方法)。
前に0を付けて桁をそろえる
7 が 007 になります。会員番号や商品コードの桁をそろえるときに使います。
文章の中に金額や日付を入れる
& で数値をつなげると、カンマなどの表示形式が消えます。実際に ="合計"&A8&"円" は「合計1500円」でした。TEXT関数で形を決めてからつなげます。
="合計"&TEXT(A8,"#,##0")&"円"
結果は 合計1,500円 です。日付も同じで、そのままつなげると「46316」のような数字(シリアル値)になります。
="合計"&TEXT(A8,"#,##0")&"円" で、1500 が「合計1,500円」になりました(③)。& でそのままつなぐとカンマが付かないので、TEXT で形を決めてからつなぎます。

時刻を「時:分」にする
13時30分(内部の値は 0.5625)は 13:30 になります。24時間を超える合計時間を出すときは「[h]:mm」を使います。
TEXT関数がうまくいかないときの確認表
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 合計が 0 になる | TEXT関数の結果は文字列 | 計算には元の値を使う。必要なら VALUE関数で数値に戻す。 |
| 日付が「1900年…」になる | 元のセルが空欄・0 | 空欄なら表示しない IF関数を付ける。 |
| 曜日が英語になる | 「dddd」「ddd」を使った | 日本語の曜日は「aaaa」「aaa」を使う。 |
| 表示形式がそのまま出る | 「"」の付け忘れ・全角の記号 | 表示形式を半角の「"」で囲む。 |
TEXT関数のよくある質問
セルの表示形式とどちらを使う?
見た目だけ変えるならセルの表示形式、ほかの文字とつなげるなら TEXT関数です。表示形式は値を変えないので、計算にもそのまま使えます。
文字列になった数字を数値に戻すには?
VALUE関数を使います(VALUE関数の使い方)。
関連して、Excelで郵便番号にハイフンを入れる方法もあわせてご覧ください。
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