Excel|XLOOKUPの複数条件によるデータ抽出 

211-01|Excel CONCATENATE関数の使い方|複数のテキストやセルの内容を連結する関数

ExcelのCONCATENATE関数は、複数のテキストやセルの内容を連結する際に使用します。この記事では、その基本的な使い方から実際の活用方法までを解説します。

目次

関数の説明

CONCATENATE関数は、指定した複数の文字列やセルの内容を連結して一つのテキストとして出力します。複数の引数をとることができ、それらを順番に結合します。

関数

対応バージョン

Excel 2007以降の全てのバージョンで利用可能です。

構文

CONCATENATE(テキスト1, [テキスト2], ...)
  • テキスト1, テキスト2, …: 連結したい文字列やセルの範囲を指定します。最大で255個まで指定可能です。

引数

引数説明
テキスト1連結したい最初の文字列やセルの範囲を指定します。
テキスト2(オプション) 連結したい次の文字列やセルの範囲を指定します。

引数の詳細説明

  • テキスト1: 連結したい最初の文字列やセルの範囲を指定します。セル参照や文字列リテラル、他の関数の結果を指定できます。
  • テキスト2: (オプション) 連結したい次の文字列やセルの範囲を指定します。必要に応じて、連結する項目を追加できます。

関数作成のポイント

  1. セル参照の利用: CONCATENATE関数はセル参照を活用して複数のセルの内容を連結することができます。
  2. 文字列の結合: 複数の文字列を一つの文字列にまとめる際に便利です。
  3. テキストの整形: データの整形やフォーマット統一に使用します。

関数活用のポイント

  • テキストの結合: 複数のテキストデータを一つのセルにまとめて表示したい場合に有効です。
  • フォーマットの整理: 日付や数字などのデータを特定の形式で結合して表示するのに便利です。
  • 動的なテキスト生成: 条件に応じてテキストを生成する際に使用します。

使用例

サンプルデータ

以下のサンプルデータを使用します。

ABC
1テキスト1テキスト2結果
2ExcelCONCAT=CONCATENATE(A2, ” + “, B2)
3データ1データ2=CONCATENATE(“データ: “, A3, “, “, B3)

サンプル式

セルC2の式:

=CONCATENATE(A2, " + ", B2)

この式は、セルA2の文字列「Excel」とセルB2の文字列「CONCAT」を「Excel + CONCAT」という形式で連結します。

セルC3の式:

=CONCATENATE("データ: ", A3, ", ", B3)

この式は、セルA3の文字列「データ1」とセルB3の文字列「データ2」を「データ: データ1, データ2」という形式で連結します。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータのダウンロードリンクをここに配置します。リンクをクリックして、サンプルデータをダウンロードし、実際にCONCATENATE関数を試してみてください。

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まとめ

ExcelのCONCATENATE関数は、複数のテキストやセルの内容を一つにまとめて表示したいときに便利な機能です。文字列の連結だけでなく、データの整形や表示フォーマットの統一に役立ちます。

関連のある関数

関連関数説明
TEXTJOIN関数指定された区切り文字でセル範囲のテキストを連結します。
CONCAT関数CONCATENATE関数の代替として、新しい文字列結合関数です。
JOIN関数テキストの配列内のすべての要素を結合します。

これらの関数は、テキストデータの操作や整形において相補的に使用することができます。

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