Excel|XLOOKUPの複数条件によるデータ抽出 

321-01|Excel DAYS360関数の使い方|360日暦を基に2つの日付間の日数を計算する

ExcelのDAYS360関数は、360日暦を基に2つの日付間の日数を計算するためのツールです。金融や会計の分野でよく使用され、月を30日、年を360日として計算する場合に便利です。

目次

関数の説明

DAYS360関数は、2つの日付間の日数を360日暦(各月30日、年360日)を基に計算して返します。この関数は、通常のカレンダーを使用する場合に比べて、簡素化された日数計算が必要なシナリオに適しています。

関数

対応バージョン

Excel 2007以降

構文

=DAYS360(start_date, end_date, [method])

引数

DAYS360関数の引数は以下の通りです:

引数説明
start_date開始日を指定します。日付文字列、シリアル値、または日付を含むセル参照が使用できます。
end_date終了日を指定します。日付文字列、シリアル値、または日付を含むセル参照が使用できます。
[method]オプションです。TRUEの場合、米国式(NASD)の計算法を使用し、FALSEの場合はヨーロッパ式の計算法を使用します。省略した場合、デフォルトはFALSEです。

関数作成のポイント

  • start_dateend_dateは、有効な日付形式で指定する必要があります。
  • methodを指定しない場合、デフォルトでヨーロッパ式の計算法が使用されます。
  • 開始日が終了日より後の場合、結果は負の値になります。

関数活用のポイント

  • 金融計算や会計業務での利息計算、リース期間の計算などに便利です。
  • 通常のカレンダーを使用する場合とは異なるため、特定の計算方法が必要な場合にのみ使用します。

使用例

サンプルデータ

ABC
開始日終了日360日暦の日数
2023/01/012023/12/31
2023/06/152023/07/15
2023/02/012024/02/01

サンプル式

=DAYS360(A2, B2)

この式は、A2セルの日付からB2セルの日付までの360日暦での日数を計算します。例えば、A2が「2023/01/01」でB2が「2023/12/31」の場合、結果は「360」となります。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータをダウンロードすることができます。こちらからダウンロードしてください。

【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)

まとめ

DAYS360関数は、360日暦を基に2つの日付間の日数を計算するための便利なツールです。金融や会計業務での特定の計算に適しており、通常のカレンダーを使用する場合とは異なる計算方法が必要なシナリオに役立ちます。

関連のある関数

関連関数

関数説明
DATEDIF2つの日付間の日数、月数、年数を計算します。
DATE年、月、日を指定して、日付を作成します。
EOMONTH指定された月数後の月末の日付を返します。
WORKDAY指定された開始日から、指定された労働日数後の労働日の日付を返します。
NETWORKDAYS2つの日付間の労働日数(週末と指定された休日を除く)を計算します。

以上がExcelのDAYS360関数に関する詳細な解説です。この関数を活用して、360日暦に基づく日数計算を効率的に行いましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次