Excel|XLOOKUPの複数条件によるデータ抽出 

319-01|Excel WORKDAY.INTL関数の使い方|カスタムの週末設定を使用して、開始日から指定された労働日数後の日付を計算する

ExcelのWORKDAY.INTL関数は、カスタムの週末設定を使用して、開始日から指定された労働日数後の日付を計算するための強力なツールです。この関数を使用することで、土日以外の週末や特定の休日を考慮して、正確な労働日数を求めることができます。

目次

関数の説明

WORKDAY.INTL関数は、開始日から指定された労働日数後の日付を返します。この関数は、カスタムの週末設定と指定された休日を考慮するため、柔軟な日付計算が可能です。

関数

対応バージョン

Excel 2010以降

構文

=WORKDAY.INTL(start_date, days, [weekend], [holidays])

引数

WORKDAY.INTL関数の引数は以下の通りです:

引数説明
start_date開始日を表すシリアル日付。日付文字列や日付関数も使用可能。
days労働日数を指定。正の数で未来、負の数で過去を指定する。
weekend(省略可能) 週末を指定するコードまたは文字列。既定値は「1」で土日が週末。
holidays(省略可能) 休日を含む範囲または配列。これらの日付は計算から除外される。

関数作成のポイント

  • start_dateは有効な日付形式で指定する必要があります。
  • days引数には整数を指定し、労働日数を調整します。
  • weekend引数を指定することで、特定の週末を設定できます。例えば、「1」は土日、「11」は日月など。
  • holidays引数を指定することで、土日以外の祝日や特定の休日も考慮することができます。

関数活用のポイント

  • 特定の業界や国のカスタム週末設定に対応できます。
  • 休暇や祝日を考慮したスケジュール管理に使用できます。

使用例

サンプルデータ

ABCD
開始日日数週末休日
2023/01/151012023/01/20
2023/05/10-5112023/05/05
2024/07/2015122024/07/30

サンプル式

=WORKDAY.INTL(A2, B2, C2, D2)

この式は、A2セルの開始日からB2セルの日数後の日付を返します。例えば、A2が「2023/01/15」でB2が「10」、C2が「1」(土日)、D2が「2023/01/20」の場合、結果は「2023/01/30」となります。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータをダウンロードすることができます。こちらからダウンロードしてください。

【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)

まとめ

WORKDAY.INTL関数は、カスタムの週末設定と休日を考慮して、開始日から労働日数後の日付を正確に計算するための便利なツールです。スケジュール管理やプロジェクト計画に非常に役立ちます。

関連のある関数

関連関数

関数説明
WORKDAY指定された標準の週末と休日を考慮して、労働日数後の日付を返します。
NETWORKDAYS2つの日付の間の労働日数を計算します。
NETWORKDAYS.INTLカスタムの週末設定を使用して、2つの日付の間の労働日数を計算します。
EDATE指定された月数後の日付を返します。
EOMONTH指定された月数後の月末日を返します。

以上がExcelのWORKDAY.INTL関数に関する詳細な解説です。この関数を活用して、効率的に日付計算を行いましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次