305-01|Excel MINUTE関数の使い方|指定された時間から「分」の部分を抽出

ExcelのMINUTE関数は、指定された時間から「分」の部分を抽出するために使用されます。時間データの分析や特定の分を抽出したい場合に非常に便利な関数です。この記事では、MINUTE関数の詳細な使い方と実際の活用例を紹介します。

目次

関数の説明

MINUTE関数は、指定された時間から「分」の部分を取り出す関数です。

関数

対応バージョン

Excel 2003以降のバージョンで利用可能です。

構文

=MINUTE(シリアル値)

引数

引数説明
シリアル値時間を示すシリアル値や時間を含むセル参照
  • シリアル値: Excelの時間はシリアル値として内部的に管理されており、1日は1として計算されます。この引数には時間を示す数値や時間を含むセル参照を指定します。

関数作成のポイント

  • 時間形式: MINUTE関数の引数には、正しい時間形式のデータを指定する必要があります。テキスト形式の時間の場合は、TIMEVALUE関数を使用してシリアル値に変換することができます。
  • エラーチェック: 無効な時間が引数に含まれている場合、MINUTE関数はエラーを返します。データ入力時には、適切な時間形式を使用してください。

関数活用のポイント

  • データ抽出: MINUTE関数を使用して、特定の分に関連するデータを簡単に抽出することができます。
  • フィルタリング: ピボットテーブルやフィルタ機能と組み合わせることで、分単位のデータ分析が容易になります。

使用例

サンプルデータ

AB
1時間
212:34=MINUTE(A2)
323:45=MINUTE(A3)
408:15=MINUTE(A4)

サンプル式

セルB2の式:

=MINUTE(A2)

説明: セルA2の時間「12:34」から「分」の部分を取り出し、セルB2に「34」を表示します。

セルB3の式:

=MINUTE(A3)

説明: セルA3の時間「23:45」から「分」の部分を取り出し、セルB3に「45」を表示します。

セルB4の式:

=MINUTE(A4)

説明: セルA4の時間「08:15」から「分」の部分を取り出し、セルB4に「15」を表示します。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータのダウンロードリンクをここに配置します。リンクをクリックして、実際にMINUTE関数を試してみてください。

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まとめ

MINUTE関数は、時間から「分」を抽出するためのシンプルで強力なツールです。データ分析やレポート作成において、分単位の集計やフィルタリングを簡単に行うことができます。正しい時間形式を使用することで、MINUTE関数を効果的に活用しましょう。

関連のある関数

関連関数説明
HOUR関数指定された時間から時間の部分を取り出します。
SECOND関数指定された時間から秒の部分を取り出します。
TIME関数指定された時間、分、秒から時間を作成します。

これらの関数と組み合わせることで、より柔軟な時間操作が可能になります。

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