Excel|XLOOKUPの複数条件によるデータ抽出 

303-01|Excel MONTH関数の使い方|指定された日付から「月」の部分を抽出

目次

リード文

ExcelのMONTH関数は、指定された日付から「月」の部分を抽出するために使用されます。特定の月に関連するデータを抽出したい場合や、月別のデータ集計を行う際に非常に便利です。この記事では、MONTH関数の詳細な使い方と実際の活用例を紹介します。

関数の説明

MONTH関数は、指定された日付から「月」の部分を取り出す関数です。

関数

対応バージョン

Excel 2003以降のバージョンで利用可能です。

構文

=MONTH(シリアル値)

引数

引数説明
シリアル値日付を示すシリアル値や日付を含むセル参照
  • シリアル値: Excelの日付はシリアル値として内部的に管理されており、1900年1月1日を1として計算されます。この引数には日付を示す数値や日付を含むセル参照を指定します。

関数作成のポイント

  • 日付形式: MONTH関数の引数には、正しい日付形式のデータを指定する必要があります。テキスト形式の日付の場合は、DATEVALUE関数を使用してシリアル値に変換することができます。
  • エラーチェック: 無効な日付が引数に含まれている場合、MONTH関数はエラーを返します。データ入力時には、適切な日付形式を使用してください。

関数活用のポイント

  • データ抽出: MONTH関数を使用して、特定の月に関連するデータを簡単に抽出することができます。
  • フィルタリング: ピボットテーブルやフィルタ機能と組み合わせることで、月別のデータ分析が容易になります。

使用例

サンプルデータ

AB
1日付
22024/06/27=MONTH(A2)
32023/12/25=MONTH(A3)
42022/01/15=MONTH(A4)

サンプル式

セルB2の式:

=MONTH(A2)

説明: セルA2の日付「2024/06/27」から「月」の部分を取り出し、セルB2に「6」を表示します。

セルB3の式:

=MONTH(A3)

説明: セルA3の日付「2023/12/25」から「月」の部分を取り出し、セルB3に「12」を表示します。

セルB4の式:

=MONTH(A4)

説明: セルA4の日付「2022/01/15」から「月」の部分を取り出し、セルB4に「1」を表示します。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータのダウンロードリンクをここに配置します。リンクをクリックして、実際にMONTH関数を試してみてください。

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まとめ

MONTH関数は、日付から「月」を抽出するためのシンプルで強力なツールです。データ分析やレポート作成において、月別の集計やフィルタリングを簡単に行うことができます。正しい日付形式を使用することで、MONTH関数を効果的に活用しましょう。

関連のある関数

関連関数説明
YEAR関数指定された日付から年の部分を取り出します。
DAY関数指定された日付から日の部分を取り出します。
DATE関数指定された年、月、日から日付を作成します。

これらの関数と組み合わせることで、より柔軟な日付操作が可能になります。

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