302-01|Excel YEAR関数の使い方|日付から年の部分を抽出

ExcelのYEAR関数は、日付から年の部分を抽出するために使用されます。データの分析やレポート作成において、特定の年を簡単に取り出すことができる便利な関数です。この記事では、YEAR関数の詳細な使い方と実際の活用例を紹介します。

目次

関数の説明

YEAR関数は、指定された日付から年を取り出す関数です。

関数

対応バージョン

Excel 2003以降のバージョンで利用可能です。

構文

=YEAR(シリアル値)

引数

引数説明
シリアル値日付を示すシリアル値や日付を含むセル参照
  • シリアル値: Excelの日付はシリアル値として内部的に管理されており、1900年1月1日を1として計算されます。この引数には日付を示す数値や日付を含むセル参照を指定します。

関数作成のポイント

  • 日付形式: YEAR関数の引数には、正しい日付形式のデータを指定する必要があります。テキスト形式の日付の場合は、DATEVALUE関数を使用してシリアル値に変換することができます。
  • エラーチェック: 無効な日付が引数に含まれている場合、YEAR関数はエラーを返します。データ入力時には、適切な日付形式を使用してください。

関数活用のポイント

  • データ抽出: YEAR関数を使用して、特定の年に関連するデータを簡単に抽出することができます。
  • フィルタリング: ピボットテーブルやフィルタ機能と組み合わせることで、年ごとのデータ分析が容易になります。

使用例

サンプルデータ

AB
1日付
22023/01/01=YEAR(A2)
32024/06/27=YEAR(A3)
42019/12/25=YEAR(A4)

サンプル式

セルB2の式:

=YEAR(A2)

説明: セルA2の日付「2023/01/01」から年の部分を取り出し、セルB2に「2023」を表示します。

セルB3の式:

=YEAR(A3)

説明: セルA3の日付「2024/06/27」から年の部分を取り出し、セルB3に「2024」を表示します。

セルB4の式:

=YEAR(A4)

説明: セルA4の日付「2019/12/25」から年の部分を取り出し、セルB4に「2019」を表示します。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータのダウンロードリンクをここに配置します。リンクをクリックして、実際にYEAR関数を試してみてください。

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まとめ

YEAR関数は、日付から年を抽出するためのシンプルで強力なツールです。データ分析やレポート作成において、年単位の集計やフィルタリングを簡単に行うことができます。正しい日付形式を使用することで、YEAR関数を効果的に活用しましょう。

関連のある関数

関連関数説明
MONTH関数指定された日付から月の部分を取り出します。
DAY関数指定された日付から日の部分を取り出します。
DATE関数指定された年、月、日から日付を作成します。

これらの関数と組み合わせることで、より柔軟な日付操作が可能になります。

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