Excel|XLOOKUPの複数条件によるデータ抽出 

232-01|Excel ARABIC関数の使い方|ローマ数字をアラビア数字に変換するための関数

ExcelのARABIC関数は、ローマ数字をアラビア数字に変換するための関数です。この記事では、ARABIC関数の基本的な使い方から実際の活用方法までを詳しく解説します。

目次

関数の説明

ARABIC関数: ローマ数字をアラビア数字に変換します。

関数

対応バージョン

Excel 2007以降のバージョンで利用可能です。

構文

ARABIC(text)
  • text: アラビア数字に変換したいローマ数字の文字列を指定します。

引数

引数説明
textアラビア数字に変換したいローマ数字の文字列を指定します。

引数の詳細説明

  • text: ARABIC関数でアラビア数字に変換したいローマ数字の文字列を指定します。関数は、文字列形式のローマ数字(例えば、「XIV」や「MCMLIV」など)をアラビア数字に変換します。

関数作成のポイント

  1. 有効なローマ数字: ARABIC関数は、標準的なローマ数字表記を認識します。不正確な表記や認識できない表記にはエラーが表示されます。
  2. 大文字・小文字の区別: ARABIC関数は、大文字と小文字を区別しません。すべて大文字で入力することを推奨します。

関数活用のポイント

  • 文書の整理: 歴史的文書や学術的な文書で、ローマ数字をアラビア数字に変換して整理する際に便利です。
  • データの分析: ローマ数字で表現されたデータを分析する場合、数値計算を行う前にARABIC関数で数値に変換することが有用です。

使用例

サンプルデータ

AB
1XIV=ARABIC(A1)
2MCMLIV=ARABIC(A2)

サンプル式

セルB1の式:

=ARABIC(A1)

この式は、セルA1の文字列「XIV」をアラビア数字に変換します。結果は「14」となります。

セルB2の式:

=ARABIC(A2)

この式は、セルA2の文字列「MCMLIV」をアラビア数字に変換します。結果は「1954」となります。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータのダウンロードリンクをここに配置します。リンクをクリックして、サンプルデータをダウンロードし、実際にARABIC関数を試してみてください。

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まとめ

ARABIC関数は、Excelでローマ数字をアラビア数字に変換するための便利な関数です。歴史的な文書の解析や学術的なデータの整理に役立ちます。

関連のある関数

関連関数説明
ROMAN関数アラビア数字をローマ数字に変換します。
TEXT関数数値や日付を指定した書式で文字列に変換します。
DOLLAR関数数値を通貨の書式で文字列に変換します。

これらの関数は、数値の文字列表現や特定の書式での表現を操作する際に役立ちます。

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