229-01|Excel NUMBERSTRING関数の使い方|数値を指定された書式で文字列に変換する関数

ExcelのNUMBERSTRING関数は、数値を指定された書式で文字列に変換する関数です。この記事では、NUMBERSTRING関数の基本的な使い方から実際の活用方法までを詳しく解説します。

目次

関数の説明

NUMBERSTRING関数: 数値を指定された書式で文字列に変換します。

関数

対応バージョン

Excel 2013以降のバージョンで利用可能です。

構文

NUMBERSTRING(number, format_text)
  • number: 書式化したい数値を指定します。
  • format_text: 数値を変換する書式を指定します。この書式は、Excelのカスタム数値書式と同様の形式です。

引数

引数説明
number書式化したい数値を指定します。
format_text数値を変換する書式を指定します。

引数の詳細説明

  • number: NUMBERSTRING関数で文字列に変換したい数値を指定します。この数値は、セルの参照や直接的な数値の入力が可能です。
  • format_text: 数値を変換する際の書式を指定します。例えば、”#,##0.00″のようにカスタム数値書式を指定することができます。

関数作成のポイント

  1. 書式の選択: 適切な書式を選択して、数値を所望の形式で文字列に変換します。
  2. データの整形: 数値を特定の形式で表現する必要がある場合に便利です。

関数活用のポイント

  • レポート作成: レポートやダッシュボードで数値を特定の書式で表示する際に活用します。
  • データのエクスポート: 数値データをテキスト形式でエクスポートする際に有用です。

使用例

サンプルデータ

AB
1数値1123456.78
2数値2456.789
3数値3789012.34

サンプル式

セルB1の式:

=NUMBERSTRING(A1, "#,##0.00")

この式は、セルA1の数値を”#,##0.00″の書式で文字列に変換します。結果は「123,456.78」となります。

セルB2の式:

=NUMBERSTRING(A2, "#,##0.000")

この式は、セルA2の数値を”#,##0.000″の書式で文字列に変換します。結果は「456.789」となります。

セルB3の式:

=NUMBERSTRING(A3, "#,##0.00")

この式は、セルA3の数値を”#,##0.00″の書式で文字列に変換します。結果は「789,012.34」となります。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータのダウンロードリンクをここに配置します。リンクをクリックして、サンプルデータをダウンロードし、実際にNUMBERSTRING関数を試してみてください。

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まとめ

NUMBERSTRING関数は、数値を指定された書式で文字列に変換するための便利な関数です。カスタム数値書式を活用して、データの可視化やレポート作成を効果的に行うことができます。

関連のある関数

関連関数説明
TEXT関数数値や日付を指定した書式で文字列に変換します。
FORMAT関数数値や日付を指定した書式で文字列に変換します。
VALUE関数テキスト形式で表された数値を数値に変換します。

これらの関数は、数値や日付の文字列操作において役立ちます。

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