Excel|XLOOKUPの複数条件によるデータ抽出 

222-01|Excel ASC/JIS関数の使い方|指定した文字コードに対応した文字を返す関数

ExcelのASC関数とJIS関数は、文字列から特定の文字のASCIIコードまたはJISコードを返す関数です。この記事では、これらの関数の基本的な使い方から実際の活用方法までを詳しく解説します。

目次

関数の説明

ASC関数: 指定した文字の最初の文字のASCIIコードを返します。ASCIIコードは英数字や記号に対応しています。

JIS関数: 指定した文字のJISコードを返します。主に日本語の文字に対応しています。

関数

対応バージョン

Excel 2013以降のバージョンで利用可能です。

構文

ASC(テキスト)
JIS(テキスト)
  • テキスト: 文字のASCIIコードまたはJISコードを調べたい文字列を指定します。

引数

引数説明
テキストASCIIコードまたはJISコードを調べたい文字列を指定します。

引数の詳細説明

  • テキスト: ASC関数やJIS関数で調べたい文字列を指定します。

関数作成のポイント

  1. 文字のコードを調べる: 特定の文字列のASCIIコードやJISコードを調べることができます。
  2. 文字列操作の補助: 文字のコード値を利用して、文字列の特定の処理を行います。

関数活用のポイント

  • テキスト処理: 特定の文字列の文字コードを調べて、条件分岐や処理を行う際に役立ちます。
  • 国際化対応: ASCIIコードは英数字や記号、JISコードは日本語の文字に対応しており、国際的な文字列処理にも有用です。

使用例

サンプルデータ

ABC
1テキストASC関数の結果JIS関数の結果
2“A”=ASC(A2)=JIS(A2)
3“あ”=ASC(A3)=JIS(A3)

サンプル式

セルB2の式:

=ASC(A2)

この式は、セルA2のテキスト “A” の最初の文字のASCIIコードを返します。

セルC2の式:

=JIS(A2)

この式は、セルA2のテキスト “A” のJISコードを返します。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータのダウンロードリンクをここに配置します。リンクをクリックして、サンプルデータをダウンロードし、実際にASC関数やJIS関数を試してみてください。

【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)

まとめ

ASC関数とJIS関数は、文字列のASCIIコードやJISコードを調べるための便利な関数です。これらを利用することで、文字列の処理や分析をより効率的に行うことができます。

関連のある関数

関連関数説明
CHAR関数ASCIIコードまたはUnicodeコードポイントから文字を取得します。
UNICODE関数文字のUnicodeコードポイントを返します。
CODE関数文字の最初の文字の文字コードを返します。

これらの関数と組み合わせて使用することで、さまざまな文字列操作をより効率的に行うことができます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次