Excel|XLOOKUPの複数条件によるデータ抽出 

212-01|Excel CONCAT関数の使い方|複数のセルやテキストを連結する際に便利な関数

ExcelのCONCAT関数は、複数のセルやテキストを連結する際に便利な関数です。この記事では、その基本的な使い方から実際の活用方法までを詳しく解説します。

目次

関数の説明

CONCAT関数は、複数のセルやテキストを順番に結合して一つのテキストとして出力します。この関数は、CONCATENATE関数の新しいバージョンであり、よりシンプルで使いやすい機能を提供します。

関数

対応バージョン

Excel 2016以降の全てのバージョンで利用可能です。

構文

CONCAT(テキスト1, [テキスト2], ...)
  • テキスト1, テキスト2, …: 連結したい文字列やセルの範囲を指定します。最大で252個まで指定可能です。

引数

引数説明
テキスト1連結したい最初の文字列やセルの範囲を指定します。
テキスト2(オプション) 連結したい次の文字列やセルの範囲を指定します。

引数の詳細説明

  • テキスト1: 連結したい最初の文字列やセルの範囲を指定します。セル参照や文字列リテラル、他の関数の結果を指定できます。
  • テキスト2: (オプション) 連結したい次の文字列やセルの範囲を指定します。必要に応じて、連結する項目を追加できます。

関数作成のポイント

  1. シンプルな使い方: CONCAT関数は、CONCATENATEよりも簡潔で直感的な構文を提供します。
  2. 多様なデータ形式の結合: 文字列、数値、日付など異なるデータ形式を結合できます。
  3. 配列や範囲の結合: 配列やセル範囲全体を一つの文字列として結合することができます。

関数活用のポイント

  • データの統合: 複数のセルの内容を一つにまとめて表示したい場合に有効です。
  • フォーマットの整理: 日付や数値などのデータを特定の形式で結合して表示するのに便利です。
  • 動的なテキスト生成: 条件に応じてテキストを生成する際に使用します。

使用例

サンプルデータ

以下のサンプルデータを使用します。

ABC
1テキスト1テキスト2結果
2ExcelCONCAT=CONCAT(A2, ” + “, B2)
3データ1データ2=CONCAT(“データ: “, A3, “, “, B3)

サンプル式

セルC2の式:

=CONCAT(A2, " + ", B2)

この式は、セルA2の文字列「Excel」とセルB2の文字列「CONCAT」を「Excel + CONCAT」という形式で連結します。

セルC3の式:

=CONCAT("データ: ", A3, ", ", B3)

この式は、セルA3の文字列「データ1」とセルB3の文字列「データ2」を「データ: データ1, データ2」という形式で連結します。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータのダウンロードリンクをここに配置します。リンクをクリックして、サンプルデータをダウンロードし、実際にCONCAT関数を試してみてください。

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まとめ

ExcelのCONCAT関数は、複数のセルやテキストを効率的に結合するための強力なツールです。シンプルな構文と柔軟な使い方で、データの整形や表示フォーマットの統一に役立ちます。

関連のある関数

関連関数説明
TEXTJOIN関数指定された区切り文字でセル範囲のテキストを連結します。
CONCATENATE関数複数の文字列やセル範囲を連結する古典的な方法です。
JOIN関数テキストの配列内のすべての要素を結合します。

これらの関数は、テキストデータの操作や整形において相補的に使用することができます。

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