Excel|XLOOKUPの複数条件によるデータ抽出 

201-01|Excel LEN/LENB関数の使い方|文字数やバイト数をカウントする方法

LEN関数およびLENB関数は、Excelで文字列の長さを計算するための非常に便利なツールです。これらの関数を使用することで、セル内の文字数やバイト数を簡単に取得できます。本記事では、LEN関数とLENB関数の基本的な使い方とその応用方法について詳しく解説します。

目次

関数の説明

LEN関数は、指定した文字列の文字数を返します。一方、LENB関数は、バイト数を返します。これは特に、マルチバイト文字(例えば日本語など)の処理において役立ちます。

関数

対応バージョン

LEN関数とLENB関数は、すべてのバージョンのExcelで使用可能です。

構文

LEN(文字列)
LENB(文字列)

引数

引数説明
文字列文字数またはバイト数を取得する文字列

引数の詳細説明

  • 文字列: 長さを取得したい文字列を指定します。この文字列はセル参照、文字列リテラル、または他の関数の結果として指定できます。

関数作成のポイント

  1. 文字列の正確な指定: セル参照や文字列リテラルを正確に指定することが重要です。
  2. LENとLENBの使い分け: マルチバイト文字を含む場合は、バイト数を返すLENB関数が便利です。

関数活用のポイント

  • データ検証: テキスト入力の長さを制限したり、データの完全性を確認するために使用します。
  • データ解析: テキストデータの長さを分析し、パターンを見つけるために活用します。
  • レポート作成: 文字列の長さに基づいて動的なレポートや通知を作成します。

使用例

サンプルデータ

以下のサンプルデータを使用します。

列/行AB
1文字列結果
2Excel関数
3LEN/LENB関数の使用

サンプル式

LEN関数の使用例:

=LEN(A2)

この式は、セルA2の文字列「Excel関数」の文字数を返します。結果は5です。

LENB関数の使用例:

=LENB(A2)

この式は、セルA2の文字列「Excel関数」のバイト数を返します。結果は10です(日本語は1文字あたり2バイト)。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータのダウンロードリンクをここに配置します。リンクをクリックして、サンプルデータをダウンロードし、実際にLEN関数とLENB関数を試してみてください。

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まとめ

LEN関数とLENB関数は、Excelで文字列の長さを取得するための基本的かつ重要なツールです。文字数やバイト数を取得することで、データの検証や解析、レポート作成など、多岐にわたる用途で役立ちます。これらの関数を使いこなして、Excelでのデータ操作をさらに効率化してください。

関連のある関数

関連関数説明
LEFT関数文字列の左端から指定した数の文字を返します。
RIGHT関数文字列の右端から指定した数の文字を返します。
MID関数文字列の指定した位置から指定した数の文字を返します。
FIND関数指定した文字列が、他の文字列の中で最初に現れる位置を返します。
SUBSTITUTE関数文字列内の指定した文字を新しい文字に置き換えます。

以上が、ExcelのLEN関数およびLENB関数に関する詳しい説明とその活用方法です。ぜひ、これを参考にして、Excelでの文字列処理をさらに効率化してください。

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