Excel|XLOOKUPの複数条件によるデータ抽出 

106-01|Excel MATCH関数の使い方|指定した範囲内で値の位置を検索する関数【Excelサンプルデータ(例題)|無料ダウンロード】

MATCH関数は、エクセルでのデータ検索を効率的に行うための便利な機能です。このブログでは、MATCH関数の基本的な使い方や応用方法について詳しく解説します。

目次

関数について

MATCH関数は、指定された値が範囲内でどこに位置するかを返す関数です。検索値の位置や、一致の種類を特定するのに役立ちます。

関数の説明

MATCH関数は、指定された値が範囲内で最初に見つかった位置を返します。この関数は、垂直方向や水平方向のデータ検索に利用され、検索範囲が昇順または降順に整列されている必要があります。

対応バージョン

MATCH関数は、Excelの古いバージョンから最新のバージョンまで、すべてのバージョンで利用可能です。

構文

=MATCH(❶検索値, ❷検索範囲, [❸一致の種類])

引数

  引数    説明
❶検索値検索する値を指定します。
❷検索範囲検索する範囲を指定します。
❸一致の種類省略可能な引数
0 :(完全一致) 検査値と検索範囲の値が完全に一致する場合にのみ、その値の番地を返します。
1 :(大小文字を区別しない部分一致) 検査値と検索範囲の値が部分的に一致し、かつ大文字と小文字を区別しない場合にのみ、その値の番地を返します。
-1 :(大小文字を区別する部分一致) 検査値と検索範囲の値が部分的に一致する場合にのみ、その値の番地を返します。大文字と小文字は区別します。

関数作成のポイント

  • 検索範囲は、昇順または降順に整列されている必要があります。
  • 一致の種類を指定することで、完全一致や部分一致の検索を行うことができます。

関数活用のポイント

  • MATCH関数を使えば、検索値が範囲内でどこに位置するかを素早く特定できます。
  • 一致の種類を変更することで、検索の条件を柔軟に設定できます。

使用例

サンプルデータ

↓行番号 / 列名→AB
1110
2220
3330

サンプル式

=MATCH(2, A1:A3, 0)

❶検索値  : 2  ・・・・数値「2」を検索
❷検索範囲 :A1:A3・・・・
❸一致の種類: 0  ・・・・完全一致

  • 結果: 2
  • 説明: 検索範囲(A列)で値「2」が最初に見つかった位置(2番目の行)「2」を返します。

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まとめ

MATCH関数は、エクセルでのデータ検索を効率的に行うための重要な関数です。このブログを参考にして、様々な検索シナリオでの活用方法を学んでみましょう。

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