エクセルで、ローマ数字を数値に変えるには ARABIC関数を使います。「XIV」は =ARABIC(A3) で 14 になります。
章番号や時計の文字盤、年号の表記など、ローマ数字で書かれたデータを並べ替えたり計算したりするときに使います。この記事では、ARABIC関数の基本、小文字や空白の扱い、引く書き方(IV など)、ローマ数字でないときの対処、ROMAN関数との関係までを、1つの表で説明します。下の練習ツールで、ローマ数字を書き換えて結果の変わり方を試せます。
ARABIC関数の書き方
| ローマ数字 | 数値 |
|---|---|
| I | 1 |
| V | 5 |
| X | 10 |
| L | 50 |
| C | 100 |
| D | 500 |
| M | 1000 |
大きい文字の左に小さい文字があると引き算(IV=4、IX=9)、右にあると足し算(VI=6)になります。
まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます
練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。
ARABIC関数の使い方|やりたいこと別の式
| ローマ数字 | 式(例) | 結果 |
|---|---|---|
| XIV | =ARABIC(A3) | 14 |
| mmxxvi(小文字) | =ARABIC(A4) | 2026 |
| IV | =ARABIC(A5) | 4 |
| MCMXCIX | =ARABIC(A6) | 1999 |
| (空白)XII(空白) | =ARABIC(A7) | 12 |
| ABC | =IFERROR(ARABIC(A8),”ローマ数字ではない”) | ローマ数字ではない |

ローマ数字を数値にする
「XIV」は X(10)+IV(4)で 14 です。
小文字・空白・引く書き方
小文字の「mmxxvi」も 2026、前後に空白がある「 XII 」も 12 になりました。「IV」は 5−1 で 4、「MCMXCIX」は 1000+900+90+9 で 1999 です。
▶ この式(C4)を、練習ツールで試す / この式(C5)を、練習ツールで試す / この式(C6)を、練習ツールで試す / この式(C7)を、練習ツールで試す
ローマ数字でないときの表示を決める
「ABC」はローマ数字ではないので #VALUE! エラーになります。IFERROR関数で ローマ数字ではない と表示しました(IFERROR関数の使い方)。
数値にしてから計算・並べ替えする
=ARABIC(A9)+1
数値になるので計算でき、XIV+1 で 15 です。ローマ数字のままでは「II」「IX」「V」のように文字の順で並ぶので、ARABIC関数で数値にした列を作って並べ替えると正しい順になります。
ROMAN関数との関係
ROMAN関数は数値をローマ数字にする関数で、ARABIC関数はその逆です。2026 をローマ数字にしてから戻すと 2026 になります(ROMAN関数の使い方)。
ARABIC関数がうまくいかないときの確認表
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 「#VALUE!」になる | ローマ数字以外の文字が入っている | 全角の「X」や記号が混ざっていないか確かめる。ASC関数で半角にする。 |
| 0 になる | セルが空 | 空欄は 0 になる。 |
| 「Ⅳ」(1文字の記号)が読めない | 「Ⅳ」は1文字の記号でローマ数字の組み合わせではない | I と V の2文字で入力する。 |
ARABIC関数のよくある質問
数値をローマ数字にするには?
ROMAN関数を使います(ROMAN関数の使い方)。
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