ROUND関数など数値計算の練習問題10問|解答・解説付き(四捨五入・切り捨て・MOD/練習用ファイル無料)

ROUND関数など数値計算の練習問題10問|解答・解説付き(四捨五入・切り捨て・MOD/練習用ファイル無料)

ROUND関数など数値の計算の練習問題を10問用意しました。四捨五入(ROUND)・切り上げ(ROUNDUP)・切り捨て(ROUNDDOWN)の桁数の指定、千円単位の丸め、税込価格、割り算の余り(MOD)と商(QUOTIENT)、絶対値(ABS)、パーセント、100円単位の切り上げ(CEILING)まで、仕事でよく使う数値の計算を順番に練習できます。

問題と解答が入った練習用のファイルを無料でダウンロードできます。答えはすべて実際の Excel で計算して確かめています。

練習用Excelファイル(無料ダウンロード)
「問題」シート(黄色のセルに式を入れる)と「解答」シート(答えの式入り)の2シートです。入力の数値を書き換えて何度でも練習できます。
Excelファイル(.xlsx)/登録不要/数式・練習データ入り
目次

練習用ファイルの使い方

  1. 練習用のファイルをダウンロードして開き、「問題」シートを表示します。
  2. 黄色のセル(E4:E13)に、問題に合う式を入れます。C列(入力1)・D列(入力2)の数値を使います。右の列にヒントがあります。
  3. 「解答」シートで、答えと式を確かめます(F列に式を文字で書いてあります)。
エクセルのROUNDなど数値の計算練習問題の問題シート
エクセルのROUNDなど数値の計算練習問題の問題シート

問題の一覧

No.問題入力1入力2
1数値(C列)を、小数第1位までに四捨五入してください。1234.567
2数値(C列)を、小数第1位までに切り上げてください。12.341
3数値(C列)の小数点以下を切り捨てて、整数にしてください。98.76
4数値(C列)を、千円単位に四捨五入してください(百の位で四捨五入)。1234567
5価格(C列)の税込価格(10%)を、1円未満を切り捨てて出してください。1980
6数量(C列)を1箱の数(D列)で分けたときの、余りの数を出してください。175
7数量(C列)を1箱の数(D列)で分けたときの、箱の数(商の整数部分)を出してください。175
8金額(C列)のマイナスを取って、プラスの数にしてください。-3500
9売上(C列)が目標(D列)の何%かを出してください。450600
10価格(C列)を、100円単位に切り上げてください。1234

まずは自分で解いてみてから、下の解答と解説を見てください。

問題1の解答と解説

問題:数値(C列)を、小数第1位までに四捨五入してください。

=ROUND(C4,1)

答え:1234.6 ヒント:ROUND(数値,桁数) の桁数は、残したい小数の桁です。

ROUND の2つ目(桁数)は「小数第何位まで残すか」です。1 なら小数第1位までで 1234.6。試したところ、0 なら 1235、2 なら 1234.57 になりました(ROUND関数の使い方)。

問題2の解答と解説

問題:数値(C列)を、小数第1位までに切り上げてください。

=ROUNDUP(C5,1)

答え:12.4 ヒント:切り上げは ROUNDUP。使い方は ROUND と同じです。

12.341 の小数第2位以下を切り上げて 12.4 です。ROUNDUP は、切り捨てられる部分が少しでもあれば上に上げます(ROUNDUP関数の使い方)。

問題3の解答と解説

問題:数値(C列)の小数点以下を切り捨てて、整数にしてください。

=ROUNDDOWN(C6,0)

答え:98 ヒント:切り捨ては ROUNDDOWN。桁数 0 で整数になります。

桁数を 0 にすると、小数点以下を切り捨てて整数の 98 になります。0.76 は四捨五入なら繰り上がりますが、ROUNDDOWN は切り捨てるだけです(ROUNDDOWN関数の使い方)。

問題4の解答と解説

問題:数値(C列)を、千円単位に四捨五入してください(百の位で四捨五入)。

=ROUND(C7,-3)

答え:1,235,000 ヒント:桁数をマイナスにすると、整数の位で丸めます。-3 で千の位です。

桁数をマイナスにすると、整数の位で丸めます。-1 で十の位、-2 で百の位、-3 で千の位までに丸めます。1234567 は百の位が 5 なので繰り上がり、1,235,000 です。試したところ、-2 にすると 1234.567 は 1200 になりました(百円単位で丸める方法)。

エクセルのROUNDで桁数を-3にして千円単位に四捨五入した式と結果
エクセルのROUNDで桁数を-3にして千円単位に四捨五入した式と結果

問題5の解答と解説

問題:価格(C列)の税込価格(10%)を、1円未満を切り捨てて出してください。

=ROUNDDOWN(C8*1.1,0)

答え:2,178 ヒント:先に 1.1 を掛けてから、切り捨てます。

1980×1.1 は 2178 です。税込価格は「先に 1.1 を掛けてから、最後に1回だけ端数を処理する」のが基本です。会社によって切り捨て・四捨五入・切り上げのどれにするかが決まっているので、ROUNDDOWN・ROUND・ROUNDUP を使い分けます(税込金額を計算する方法)。

問題6の解答と解説

問題:数量(C列)を1箱の数(D列)で分けたときの、余りの数を出してください。

=MOD(C9,D9)

答え:2 ヒント:MOD(割られる数,割る数) で余りが出ます。

17 個を5個ずつ箱に入れると、余りは 2 個です。MOD は割り算の余りを返します(MOD関数の使い方)。

問題7の解答と解説

問題:数量(C列)を1箱の数(D列)で分けたときの、箱の数(商の整数部分)を出してください。

=QUOTIENT(C10,D10)

答え:3 ヒント:QUOTIENT は割り算の整数部分です。プラスの数なら INT(C10/D10) でも同じです。

17÷5 の整数部分で、箱は 3 箱です。問題6の余りと合わせると「3箱と2個」になります。試したところ、マイナスの数では QUOTIENT(-17,5) が -3、INT(-17/5) が -4 と違う答えになりました(割り算の商と余りを求める方法)。

問題8の解答と解説

問題:金額(C列)のマイナスを取って、プラスの数にしてください。

=ABS(C11)

答え:3,500 ヒント:ABS は絶対値(符号を取った数)を返します。

ABS は符号を取った数(絶対値)を返すので、-3500 は 3,500 になります。差額の大きさだけを見たいときに使います(ABS関数の使い方)。

問題9の解答と解説

問題:売上(C列)が目標(D列)の何%かを出してください。

=C12/D12

答え:75% ヒント:割り算の答えに、表示形式「0%」を付けます。

450÷600 は 0.75 です。答えのセルの表示形式を「パーセント(0%)」にすると 75% と表示されます。式に ×100 は付けません。×100 して % 表示にすると 7500% になってしまいます(割り算のやり方)。

問題10の解答と解説

問題:価格(C列)を、100円単位に切り上げてください。

=CEILING(C13,100)

答え:1,300 ヒント:CEILING(数値,基準値) で、基準値の倍数に切り上げます。

CEILING(数値,基準値) は、基準値(100)の倍数に切り上げます。1234 は 1,300 です。試したところ、=ROUNDUP(C13,-2) でも 1300 になりました。端数が1円でもあれば上がるので、1201 も 1300 になります。

エクセルのCEILINGで100円単位に切り上げた式と結果
エクセルのCEILINGで100円単位に切り上げた式と結果

よくある間違い

エクセルのROUNDやINTでよくある間違いの例
エクセルのROUNDやINTでよくある間違いの例

実際に試した、よくある間違いの例です。上(問題4)は桁数を -3 ではなく 3 にしたため、小数第3位までに丸めることになり、1,234,567 のまま変わりませんでした。下は入力を -3.5 にして INT を使った例で、-3 ではなく -4 になりました。INT は「その数を超えない最大の整数」を返すので、マイナスの数では小さい方(-4)になります。ROUNDDOWN(-3.5,0) なら -3 です(INT関数の使い方)。

表示形式で丸めても、中身の数は変わらない

下の例は、1.4 を3つ入力して、表示形式を「0」(小数点以下を表示しない)にしたものです。セルには 1 と表示されますが、中身は 1.4 のままなので、SUM の合計は 4.2 になり「4」と表示されます。見た目は 1+1+1 なのに合計が 4 になって、ずれて見えます。

エクセルで表示形式だけで丸めると合計がずれて見える例
エクセルで表示形式だけで丸めると合計がずれて見える例

表に出す数と合計を合わせたいときは、表示形式ではなく ROUND で数そのものを丸めてから合計します。

症状考えられる原因対処
丸めたのに数が変わらない桁数の符号が逆(-3 のところを 3)整数の位で丸めるときは桁数をマイナスにする(問題4)。
マイナスの数の切り捨てが合わないINT を使った(-3.5 が -4 になる)ROUNDDOWN(数値,0) を使う(問題3)。
見た目の合計と計算結果が合わない表示形式だけで丸めているROUND で丸めてから合計する。
% が 7500% のように大きくなる×100 してから % 表示にした割り算の答えに表示形式「0%」を付けるだけにする(問題9)。

よくある質問

ROUND・ROUNDUP・ROUNDDOWN・INT の違いは?

ROUND は四捨五入、ROUNDUP は切り上げ、ROUNDDOWN は切り捨てで、どれも桁数を指定できます。INT は小数点以下を切り捨てて整数にしますが、マイナスの数では小さい方に丸めます。試したところ、-3.5 は ROUNDDOWN で -3、ROUNDUP で -4、INT で -4 になりました(端数処理の違い)。

平均を四捨五入したいときは?

=ROUND(AVERAGE(範囲),1) のように、AVERAGE を ROUND で囲みます(平均を四捨五入する方法)。

ほかの関数の練習問題もありますか?

IF関数・COUNTIF・SUMIF・日付関数・文字列関数・VLOOKUP・XLOOKUP・INDEX・MATCHの練習問題があります。

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