COUNTIF関数・SUMIF関数の練習問題を10問用意しました。条件に合う件数・合計の基本から、「以上」の条件、2つの条件(COUNTIFS・SUMIFS)、日付の期間、平均(AVERAGEIF)、「含む」の条件、重複のチェックまで、集計でよく使う形を順番に練習できます。
問題・解答と、問題で使う売上の表が入った練習用のファイルを無料でダウンロードできます。答えはすべて実際の Excel で計算して確かめています。
練習用ファイルの使い方
- 練習用のファイルをダウンロードして開き、「問題」シートを表示します。
- 黄色のセル(E4:E13)に、問題に合う式を入れます。データは「売上」シートの A2:E11 です。
- 「解答」シートで、答えと式を確かめます。

問題で使う売上のデータです。式では 売上!$B$2:$B$11 のようにシート名を付けて範囲を指定します。

問題の一覧
| No. | 問題 | 入力1 | 入力2 |
|---|---|---|---|
| 1 | 担当(C列)が入力した人の件数を数えてください。 | 山田 | |
| 2 | 担当が入力した人の金額の合計を出してください。 | 山田 | |
| 3 | 金額が 450 以上の件数を数えてください。 | 450 | |
| 4 | 商品が入力した商品の数量の合計を出してください。 | りんご | |
| 5 | 担当(C列)と商品(D列)の両方に合う件数を数えてください。 | 山田 | りんご |
| 6 | 担当が入力した人で、金額が D列の値以上のものの合計を出してください。 | 佐藤 | 400 |
| 7 | 日付が C列から D列まで(両方を含む)の金額の合計を出してください。 | 2026/10/2 | 2026/10/4 |
| 8 | 担当が入力した人の金額の平均を出してください。 | 鈴木 | |
| 9 | 商品名に「ぶ」が含まれる件数を数えてください。 | ぶ | |
| 10 | 入力した商品が売上の表に2回以上出てくるなら「重複」、それ以外は空欄にしてください。 | ぶどう |
まずは自分で解いてみてから、下の解答と解説を見てください。
問題1の解答と解説
問題:担当(C列)が入力した人の件数を数えてください。
=COUNTIF(売上!$B$2:$B$11,C4)
答え:4 ヒント:COUNTIF(範囲,条件) で、条件に合うセルの数を数えます。
売上シートの担当の列で「山田」は4件です。条件にセル(C4)を指定しておくと、名前を書き換えるだけで別の人の件数が出ます。試したところ、C4 を「佐藤」にすると 3 になりました(COUNTIF関数の使い方)。
問題2の解答と解説
問題:担当が入力した人の金額の合計を出してください。
=SUMIF(売上!$B$2:$B$11,C5,売上!$E$2:$E$11)
答え:1890 ヒント:SUMIF(条件の範囲,条件,合計する範囲) の順です。
山田の金額は 360・450・480・600 で、合計は 1890 です。条件の範囲(担当)と合計する範囲(金額)は、同じ行数(2〜11行目)にそろえます(SUMIF関数の使い方)。
問題3の解答と解説
問題:金額が 450 以上の件数を数えてください。
=COUNTIF(売上!$E$2:$E$11,">="&C6)
答え:6 ヒント:「以上」は “>=” と数値を & でつなげます。
450 以上は 450・480・480・900・450・600 の6件です。”>=” と C6 を & でつなげるのがポイントです。試したところ、”>=C6″ と1つの文字にまとめると、C6 が数値として扱われず 0 になりました。
問題4の解答と解説
問題:商品が入力した商品の数量の合計を出してください。
=SUMIF(売上!$C$2:$C$11,C7,売上!$D$2:$D$11)
答え:14 ヒント:合計する範囲を数量の列にします。
りんごの数量は 3・4・2・5 で、合計は 14 です。同じ条件でも、合計する範囲を金額にすれば金額の合計になります。
問題5の解答と解説
問題:担当(C列)と商品(D列)の両方に合う件数を数えてください。
=COUNTIFS(売上!$B$2:$B$11,C8,売上!$C$2:$C$11,D8)
答え:2 ヒント:条件が2つ以上なら COUNTIFS。範囲と条件を組で並べます。
山田で、しかもりんごなのは 10/1 と 10/5 の2件です。COUNTIFS は「範囲1,条件1,範囲2,条件2…」と組で並べ、すべての条件に合う行だけを数えます(COUNTIFS関数)。
問題6の解答と解説
問題:担当が入力した人で、金額が D列の値以上のものの合計を出してください。
=SUMIFS(売上!$E$2:$E$11,売上!$B$2:$B$11,C9,売上!$E$2:$E$11,">="&D9)
答え:850 ヒント:SUMIFS は、最初に「合計する範囲」を書きます(SUMIF と順番が違います)。
佐藤の金額は 400・240・450 で、400 以上は 400 と 450、合計は 850 です。SUMIFS は 最初に合計する範囲を書きます。試したところ、SUMIF と同じ感覚で担当の列を最初に書くと、文字の列を合計してしまい 0 になりました(SUMIFS関数)。

問題7の解答と解説
問題:日付が C列から D列まで(両方を含む)の金額の合計を出してください。
=SUMIFS(売上!$E$2:$E$11,売上!$A$2:$A$11,">="&C10,売上!$A$2:$A$11,"<="&D10)
答え:3000 ヒント:同じ日付の列に「以上」と「以下」の2つの条件を付けます。
10/2〜10/4 の金額は 450・480・240・480・900・450 で、合計は 3000 です。同じ日付の列に「以上」と「以下」の2つの条件を付けて、期間をはさみます。試したところ、「以上」の条件だけだと 10/5 の分まで入って 3840 になりました。

問題8の解答と解説
問題:担当が入力した人の金額の平均を出してください。
=AVERAGEIF(売上!$B$2:$B$11,C11,売上!$E$2:$E$11)
答え:540 ヒント:AVERAGEIF は SUMIF と同じ順番で、合計の代わりに平均を出します。
鈴木の金額は 480・900・240 で、平均は 540 です。AVERAGEIF の引数の順番は SUMIF と同じです(AVERAGEIF関数)。
問題9の解答と解説
問題:商品名に「ぶ」が含まれる件数を数えてください。
=COUNTIF(売上!$C$2:$C$11,"*"&C12&"*")
答え:3 ヒント:「含む」は、* と入力値を & でつなげます。
「ぶ」を含む商品は、ぶどうの3件です。”*”&C12&”*” で「*ぶ*」という条件になります。試したところ、* を付けずに C12 だけを条件にすると、「ぶ」とまったく同じセルを探すので 0 になりました(ワイルドカードの使い方)。
問題10の解答と解説
問題:入力した商品が売上の表に2回以上出てくるなら「重複」、それ以外は空欄にしてください。
=IF(COUNTIF(売上!$C$2:$C$11,C13)>=2,"重複","")
答え:重複 ヒント:COUNTIF で数えた件数を IF で判定します。
ぶどうは売上の表に3回出てくるので「重複」です。COUNTIF で数えた件数が 2 以上かを IF で判定します(重複をチェックする方法)。
よくある間違い

実際に試した、よくある間違いの例です。上(問題3)は “>=C6” と書いたため 0 になり、下(問題9)は * を付けなかったため 0 になりました。
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| セルを使った「以上」で 0 になる | “>=C6” と1つの文字にしている | “>=”&C6 のように & でつなげる(問題3)。 |
| SUMIFS の結果が 0 になる | 合計する範囲を最初に書いていない | SUMIFS は合計する範囲が先頭(問題6)。 |
| 「含む」で 0 件になる | * を付けていない | “*”&C12&”*” にする(問題9)。 |
| 下にコピーすると結果がずれる | 範囲に $ が付いていない | 売上!$B$2:$B$11 のように固定する(絶対参照)。 |
よくある質問
COUNTIF と COUNTIFS、どちらを使えばいいですか?
条件が1つなら COUNTIF、2つ以上なら COUNTIFS です。COUNTIFS は条件が1つでも使えるので、迷ったら COUNTIFS にそろえる方法もあります(SUMIFS・COUNTIFSの使い方)。
問題を自分で増やせますか?
入力1・入力2を書き換えると、別の条件で練習できます。たとえば問題1の「山田」を「佐藤」にすると、答えは 3 になります。
ほかの関数の練習問題もありますか?
IF関数・VLOOKUP関数・XLOOKUP関数の練習問題があります。

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