ExcelのSUMIFS関数は、複数の条件をすべて満たすセルだけを合計する関数です。「本店のりんごの売上」のように、条件を2つ以上組み合わせられます。
関数の説明
SUMIFS関数
SUMIFS関数は、最初に合計範囲を指定し、そのあとに「条件の範囲と条件」を、必要な数だけ並べます。すべての条件を満たす行だけが、合計されます。
関数
対応バージョン
Excel 2007以降のすべてのバージョンで使えます(Excel 2003でも使えます)。
構文
引数
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| 合計対象範囲 | 必須。実際に合計するセル範囲。 |
| 条件範囲1 | 必須。1つ目の条件を調べるセル範囲。 |
| 条件1 | 必須。1つ目の条件。 |
| 条件範囲2 | 省略可。2つ目の条件を調べるセル範囲。 |
| 条件2 | 省略可。2つ目の条件。 |
関数作成のポイント
- SUMIF関数と違い、合計する範囲が、最初の引数になります。
- 複数の条件は、AND(すべて満たす)として扱われます。
- 条件範囲と合計対象範囲は、同じ大きさにそろえます。
関数活用のポイント
- 店舗と商品の組み合わせ別に、売上を合計します。
- 「300以上」のような数値の条件を、店舗の条件と組み合わせます。
- 月と担当者など、2つの観点で、集計表を作ります。
使用例
まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます
練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。
サンプルデータ
練習用ファイルと同じ配置の、サンプルデータです。下の練習ツールで、黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 店舗・商品別の金額 | ||||
| 2 | 店舗 | 商品 | 金額 | 本店のりんご | 700 |
| 3 | 本店 | りんご | 300 | 支店のみかん | 100 |
| 4 | 本店 | みかん | 200 | 本店で300以上 | 700 |
| 5 | 支店 | りんご | 500 | ||
| 6 | 支店 | みかん | 100 | ||
| 7 | 本店 | りんご | 400 |
サンプル式
セルE2に、次の式を入れます。
A3:A7 が “本店” に合い、さらに他の条件にも合う行の、C3:C7 の数値を合計します。 結果は「700」です。
セルE3に、次の式を入れます。
A3:A7 が “支店” に合い、さらに他の条件にも合う行の、C3:C7 の数値を合計します。 結果は「100」です。
セルE4に、次の式を入れます。
A3:A7 が “本店” に合い、さらに他の条件にも合う行の、C3:C7 の数値を合計します。 結果は「700」です。
▶ この式(E2)を、上の練習ツールで試す / この式(E3)を、上の練習ツールで試す / この式(E4)を、上の練習ツールで試す
サンプルデータダウンロード
サンプルデータをダウンロードすることができます。以下のリンクからダウンロードしてください。
【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)
まとめ
SUMIFS関数の使い方の基本は、上の「サンプル式」のとおりです。黄色いセルを書き換えながら、結果の変わり方を確かめると、使い方が身に付きます。
関連のある関数
| 関数 | 説明 |
|---|---|
| SUMIF | 1つの条件に合う数値を合計します。 |
| COUNTIFS | 複数の条件に合うセルの個数を数えます。 |
| AVERAGEIFS | 複数の条件に合うセルの平均を求めます。 |
| SUMPRODUCT | 条件付きの合計を、掛け算の形で求めます。 |
基本から確認したいときは、エクセルで合計を出す方法もあわせてご覧ください。
