Excelで増減率(前年比)を求める方法|前年が0のときの対処も

Excelで増減率(前年比)を求める方法|前年が0のときの対処も

Excelで増減率(前年比)を求めるには、「(今年−前年)÷前年」を計算します。前年が 0 のときのエラーは、IF関数で避けられます。

目次

関数の説明

増減率の求め方

増減率は、(今年−前年)÷前年で求めます。マイナスは減少、プラスは増加です。前年が 0 だと割り算ができないので、IF関数で「-」を表示します。

関数

対応バージョン

Excel 2007以降のすべてのバージョンで使えます(Excel 2003でも使えます)。

構文

IF関数の構文
数式=IF(B3=0,"-",ROUND((C3-B3)/B3, 3))
ひとことで条件で結果を切り替える
B3=0
必須。前年が 0 かどうかの条件。
"-"
必須。前年が 0 のときに表示する値。
ROUND((C3-B3)/B3, 3)
省略可。増減率を、小数第3位に四捨五入した式。

引数

引数説明
B3=0必須。前年が 0 かどうかの条件。
“-“必須。前年が 0 のときに表示する値。
ROUND((C3-B3)/B3, 3)省略可。増減率を、小数第3位に四捨五入した式。

関数作成のポイント

  • 結果が 0.2 なら、20%の増加です。表示形式を「パーセンテージ」にすると見やすくなります。
  • 前年が 0 のときは、増減率を定義できないので、「-」などにします。
  • 「今年÷前年−1」でも、同じ結果になります。

関数活用のポイント

  • 売上の前年比を求めます。
  • 前月比や、計画に対する達成率の変化を求めます。
  • 在庫の増減の、割合を求めます。

使用例

まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます

練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。

サンプルデータ

練習用ファイルと同じ配置の、サンプルデータです。下の練習ツールで、黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。

ABCD
1前年と今年
2商品前年今年増減率
3商品A1001200.2
4商品B8070-0.125
5商品C50500
6商品D200150-0.25
7商品E030–

サンプル式

セルD3に、次の式を入れます。下のセルにも、同じ式をコピーします。

D3に入力(D7までコピー):条件で結果を切り替える
数式=IF(B3=0,"-",ROUND((C3-B3)/B3,3))
ひとことで条件で結果を切り替える
B3=0
条件です
"-"
真の場合です
ROUND((C3-B3)/B3,3)
偽の場合です
補足結果は、上から順に、「0.2」・「-0.125」・「0」・「-0.25」・「-」です。

条件 B3=0 が成り立てば “-“、成り立たなければ ROUND((C3-B3)/B3,3) を返します。 結果は、上から順に、「0.2」・「-0.125」・「0」・「-0.25」・「-」です。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータをダウンロードすることができます。以下のリンクからダウンロードしてください。

【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)

まとめ

Excelで増減率(前年比)を求める方法の基本は、上の「サンプル式」のとおりです。黄色いセルを書き換えながら、結果の変わり方を確かめると、使い方が身に付きます。

関連のある関数

関数説明
IF条件で表示を切り替えます。
ROUND指定した桁数で四捨五入します。
IFERRORエラーを別の表示に置き換えます。
ABS絶対値を求めます。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次