Excelで金額を百円単位や千円単位に丸めるには、ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND 関数の桁数に、マイナスの値を指定します。-2 が百の位、-3 が千の位です。
関数の説明
百円・千円単位に丸める
桁数にマイナスを指定すると、整数部分の桁で丸められます。-1 は十の位、-2 は百の位、-3 は千の位です。切り上げ・切り捨て・四捨五入を、使い分けます。
関数
対応バージョン
Excel 2007以降のすべてのバージョンで使えます(Excel 2003でも使えます)。
構文
引数
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| B3 | 必須。丸める金額のセル。 |
| -2 | 必須。桁数。-2 で百の位に丸めます(-3 なら千の位)。 |
関数作成のポイント
- 桁数 -2 は百の位、-3 は千の位に丸めます。
- 切り上げは ROUNDUP、切り捨ては ROUNDDOWN、四捨五入は ROUND です。
- 100円単位などの倍数に丸めたいときは、CEILING や FLOOR も使えます。
関数活用のポイント
- 見積金額を、百円単位に切り上げます。
- 売上を、千円単位に切り捨てて、報告します。
- 概算の金額を、キリのよい数にします。
使用例
まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます
練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。
サンプルデータ
練習用ファイルと同じ配置の、サンプルデータです。下の練習ツールで、黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 金額の丸め | |||
| 2 | 商品 | 金額 | 百円に切り上げ | 千円に切り捨て |
| 3 | 商品A | 1234 | 1300 | 1000 |
| 4 | 商品B | 5678 | 5700 | 5000 |
| 5 | 商品C | 980 | 1000 | 0 |
| 6 | 商品D | 12050 | 12100 | 12000 |
| 7 | 商品E | 99 | 100 | 0 |
サンプル式
セルC3に、次の式を入れます。
B3 を、桁数 -2 で切り上げます。 結果は「1300」です。
セルD3に、次の式を入れます。
B3 を、桁数 -3 で切り捨てます。 結果は「1000」です。
セルC4に、次の式を入れます。
B4 を、桁数 -2 で切り上げます。 結果は「5700」です。
セルD4に、次の式を入れます。
B4 を、桁数 -3 で切り捨てます。 結果は「5000」です。
セルC5に、次の式を入れます。
B5 を、桁数 -2 で切り上げます。 結果は「1000」です。
セルD5に、次の式を入れます。
B5 を、桁数 -3 で切り捨てます。 結果は「0」です。
セルC6に、次の式を入れます。
B6 を、桁数 -2 で切り上げます。 結果は「12100」です。
セルD6に、次の式を入れます。
B6 を、桁数 -3 で切り捨てます。 結果は「12000」です。
セルC7に、次の式を入れます。
B7 を、桁数 -2 で切り上げます。 結果は「100」です。
セルD7に、次の式を入れます。
B7 を、桁数 -3 で切り捨てます。 結果は「0」です。
▶ この式(C3)を、上の練習ツールで試す / この式(D3)を、上の練習ツールで試す / この式(C4)を、上の練習ツールで試す / この式(D4)を、上の練習ツールで試す
サンプルデータダウンロード
サンプルデータをダウンロードすることができます。以下のリンクからダウンロードしてください。
【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)
まとめ
Excelで百円単位・千円単位に丸める方法の基本は、上の「サンプル式」のとおりです。黄色いセルを書き換えながら、結果の変わり方を確かめると、使い方が身に付きます。
