Excelで税込金額を計算するには、税抜金額に1.1を掛けて、ROUNDDOWN関数で1円未満を切り捨てます。切り捨てにするか、四捨五入にするかは、会社や請求書のルールで決まります。
目次
関数の説明
ROUNDDOWN関数
税込金額は、税抜金額×1.1(税率10%)で求めます。端数が出たときは、ROUNDDOWN関数で切り捨てるか、ROUND関数で四捨五入するか、ROUNDUP関数で切り上げます。
関数
対応バージョン
Excel 2007以降のすべてのバージョンで使えます(Excel 2003でも使えます)。
構文
引数
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| 税抜金額*1.1 | 必須。税抜金額に、1+税率を掛けた式。 |
| 0 | 必須。桁数。0で、1円未満(小数点以下)を切り捨てます。 |
関数作成のポイント
- 軽減税率(8%)のときは、1.08 を掛けます。
- 端数処理の方法(切り捨て・四捨五入・切り上げ)は、取引先との取り決めに合わせます。
- 税抜価格に税額を足す形で、「税抜+ROUNDDOWN(税抜*0.1,0)」と書く方法もあります。
関数活用のポイント
- 請求書や見積書の、税込金額を計算します。
- 商品一覧の、税込価格を一括で求めます。
- 端数処理の違いで、合計がずれないかを確認します。
使用例
まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます
練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。
サンプルデータ
練習用ファイルと同じ配置の、サンプルデータです。下の練習ツールで、黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 税抜金額 | |||
| 2 | 商品 | 税抜金額 | 税込(切り捨て) | |
| 3 | 商品A | 1000 | 1100 | |
| 4 | 商品B | 1980 | 2178 | |
| 5 | 商品C | 450 | 495 | |
| 6 | 商品D | 12800 | 14080 | |
| 7 | 商品E | 99 | 108 |
サンプル式
セルD3に、次の式を入れます。下のセルにも、同じ式をコピーします。
B3*1.1 を、桁数 0 で切り捨てます。 結果は、上から順に、「1100」・「2178」・「495」・「14080」・「108」です。
サンプルデータダウンロード
サンプルデータをダウンロードすることができます。以下のリンクからダウンロードしてください。
【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)
まとめ
Excelで税込金額を計算するの基本は、上の「サンプル式」のとおりです。黄色いセルを書き換えながら、結果の変わり方を確かめると、使い方が身に付きます。
関連のある関数
基本から確認したいときは、エクセルの掛け算のやり方、エクセルの割り算のやり方もあわせてご覧ください。
