エクセルの足し算のやり方|記号・SUM・縦横・離れたセル・0になる

エクセルの足し算のやり方|記号・SUM・縦横・離れたセル・0になる

エクセルで足し算をするときは、式の先頭に「=」を付けて、足し算の記号「+」(プラス)でつなぎます。4月がB3、5月がC3なら、=B3+C3 です。たくさんのセルを足すなら SUM関数を使います。

「足し算の関数は何?」と探す人も多いのですが、足し算に使う関数は SUM関数です。この記事では、足し算の記号、SUM関数、縦一列・横一列の足し算、離れたセルの足し算、合計が0になるときの原因を、1つの表を使って説明します。時間の足し算など、別の話題は、記事の最後で案内します。

目次

エクセルの足し算は「+」とSUM関数の2通り|やりたいこと別の式

やりたいこと式(例)ポイント
2つのセルを足す=B3+C3記号「+」でつなぎます。いちばん基本の形です。
横に並んだセルを足す=SUM(B3:D3)範囲を指定します。セルが多いときに便利です。
縦に並んだセルを足す=SUM(B3:B7)縦一列の合計も、同じ形です。
離れたセルを足す=SUM(B3,D3)「,」で区切って、離れたセルを指定します。
数値を足す=B3+100数値は、そのまま式に書きます。
文字の数字を含めて足す=B10+C10「+」は、文字の数字も数値として足します。SUMとは結果が変わります。
ポイントポイント:足し算の記号「+」は、日本語配列のキーボードでは、Shift キーを押しながら「;」(セミコロン)のキーを押して入力します。テンキーがあれば、テンキーの「+」でも入力できます。

まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます

練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。

記号「+」で足し算する(セル同士・数値との足し算)

3か月分の合計は、4月+5月+6月です。E3セルに、次の式を入れます。

1
結果を出したいセル(E3)を選びます。
2
半角で「=」を入力します。
3
最初のセル(B3)をクリックし、「+」を入力します。
4
次のセル(C3)をクリックし、「+」を入力して、最後のセル(D3)をクリックし、Enter キーを押します。
=B3+C3+D3
エクセルで足し算した結果の表(記号「+」、SUM関数、離れたセル)
エクセルで足し算した結果の表(記号「+」、SUM関数、離れたセル)

100+120+90で、結果は 310 です。セルと数値を足すときは =B3+100 のように書きます。

注意注意:「=」と式は、半角で入力します。全角の「+」や、先頭の「=」がないときは、計算されずに、文字のまま表示されます。

SUM関数で足し算する(横一列・縦一列の合計)

足すセルが多いときは、「+」でつなぐより、SUM関数のほうが、式が短くなります。F3セルに入れます。

SUM関数の式
数式=SUM(B3:D3)
ひとことで合計を求める
B3:D3
合計する範囲です

「B3:D3」は、B3からD3までの範囲です。結果は、記号の式と同じ 310 です。縦一列の合計も、同じ形で、B列の合計は、次のように求めます。

SUM関数の式
数式=SUM(B3:B7)
ひとことで合計を求める
B3:B7
合計する範囲です

結果は 580 です。表の下に合計の行を作るときは、合計を出したいセルを選んで、「ホーム」タブの「Σ(オートSUM)」ボタンを押すと、範囲が自動で入ります。

離れたセルを足し算する

隣り合っていない、離れたセルを足したいときは、SUM関数の中で、セルを「,」で区切ります。4月(B3)と6月(D3)だけを足す式です。

SUM関数の式
数式=SUM(B3,D3)
ひとことで合計を求める
B3
合計する範囲です
D3
合計する範囲です

結果は、100+90の 190 です。複数のセルや範囲を、混ぜて指定することもできます。=SUM(B3,D3:D7) のように書きます。

足し算の結果が0になる・合わないときの原因

合計が0になったり、思った数と合わなかったりする、いちばん多い原因は、数字が「文字」として入力されていることです。表の下の行(文字の数字)で、確認できます。B10は、文字の「100」で、C10は、数値の100です。

=B10+C10

「+」で足すと、文字の「100」も数値として計算されるので、結果は 200 です。一方、SUM関数は、文字の数字を、足す対象にしません。

SUM関数の式
数式=SUM(B10:C10)
ひとことで合計を求める
B10:C10
合計する範囲です

SUM関数の結果は、数値の100だけの 100 です。左寄せで表示された数字や、セルの左上に緑の三角が付いた数字は、文字の可能性があります。数値に変換する方法は、文字列を数値に一括変換する方法で説明しています。

足し算をまとめて計算する(下へコピー)

1行目の式を作ったら、下の行へコピーします。1行ずつ式を書き直す必要はありません。

1
式を入れたセル(E3)を選びます。
2
セルの右下の小さな■(フィルハンドル)に、マウスを合わせます。
3
■をダブルクリックします。下の表の端まで、式がコピーされます。

コピーすると、E4は =B4+C4+D4、E5は =B5+C5+D5 のように、セル番地が1行ずつ自動でずれます。

足し算ができない・結果がおかしいときの確認表

症状考えられる原因対処
式がそのまま表示される先頭の「=」がない、またはセルの表示形式が「文字列」「=」を付ける。表示形式を「標準」に変えてから、式を入れ直す。
合計が0になる、少ない数字が文字列(左寄せの数字)になっている数値に変換する。緑の三角が付いていれば「数値に変換する」を選ぶ。
#VALUE! が出る「+」で足すセルに、文字が入っている文字を消す。入力が必要なら、SUM関数を使う。
合計が1円ずれる表示は四捨五入だが、実際の値に小数点以下があるROUND関数で、値そのものを丸める。
数値を変えても結果が変わらない計算方法が「手動」になっている「数式」タブの「計算方法の設定」を「自動」にする。

足し算のよくある質問

足し算の関数はありますか?

足し算には、SUM関数を使います。「+」でつなぐ方法と、結果は同じですが、範囲を指定できるので、セルが多いときに、式が短くなります。SUM関数の詳しい使い方は、SUM関数の使い方で説明しています。

条件に合うセルだけを足すには?

条件に合うセルだけを足すときは、SUMIF関数・SUMIFS関数を使います。SUMIF関数の使い方、SUMIFS関数の使い方を参考にしてください。

時間の足し算は、どうすればよいですか?

時刻として入力されていれば、日付や数値と同じように、=B3+C3 や SUM関数で足せます。ただし、合計が24時間を超えるときは、結果のセルの表示形式を「[h]:mm」にしないと、24時間を超えた分が、表示されません。

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