Excelで割り算の「商」と「余り」を別々に求めるには、商は INT 関数、余りは MOD 関数を使います。「100個を7個ずつ箱に入れると何箱で、いくつ余るか」のような計算に使えます。
関数の説明
商と余りの求め方
商は、割り算の結果の整数部分で、INT(割られる数/割る数) で求めます。余りは MOD(割られる数, 割る数) です。正の数なら、商×割る数+余り=割られる数になります。
関数
対応バージョン
Excel 2007以降のすべてのバージョンで使えます(Excel 2003でも使えます)。
構文
引数
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| B3/C3 | 必須。割られる数を、割る数で割った式。 |
関数作成のポイント
- 商は INT(割られる数/割る数)、余りは MOD(割られる数, 割る数) です。
- 割る数が 0 のときは、#DIV/0! エラーになります。
- QUOTIENT関数でも、商(整数部分)を求められます。
関数活用のポイント
- 個数を、箱の入り数で割って、箱数と余りを求めます。
- 分を、時間と分に分けます。
- 日数を、週数と日数に分けます。
使用例
まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます
練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。
サンプルデータ
練習用ファイルと同じ配置の、サンプルデータです。下の練習ツールで、黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 商と余りの計算 | ||||
| 2 | 項目 | 割られる数 | 割る数 | 商 | 余り |
| 3 | 例1 | 17 | 5 | 3 | 2 |
| 4 | 例2 | 100 | 7 | 14 | 2 |
| 5 | 例3 | 25 | 5 | 5 | 0 |
| 6 | 例4 | 9 | 2 | 4 | 1 |
| 7 | 例5 | 50 | 8 | 6 | 2 |
サンプル式
セルD3に、次の式を入れます。
B3/C3 を、それ以下で最も大きい整数にします。 結果は「3」です。
セルE3に、次の式を入れます。
B3 を C3 で割った余りを返します。 結果は「2」です。
セルD4に、次の式を入れます。
B4/C4 を、それ以下で最も大きい整数にします。 結果は「14」です。
セルE4に、次の式を入れます。
B4 を C4 で割った余りを返します。 結果は「2」です。
セルD5に、次の式を入れます。
B5/C5 を、それ以下で最も大きい整数にします。 結果は「5」です。
セルE5に、次の式を入れます。
B5 を C5 で割った余りを返します。 結果は「0」です。
セルD6に、次の式を入れます。
B6/C6 を、それ以下で最も大きい整数にします。 結果は「4」です。
セルE6に、次の式を入れます。
B6 を C6 で割った余りを返します。 結果は「1」です。
セルD7に、次の式を入れます。
B7/C7 を、それ以下で最も大きい整数にします。 結果は「6」です。
セルE7に、次の式を入れます。
B7 を C7 で割った余りを返します。 結果は「2」です。
▶ この式(D3)を、上の練習ツールで試す / この式(E3)を、上の練習ツールで試す / この式(D4)を、上の練習ツールで試す / この式(E4)を、上の練習ツールで試す
サンプルデータダウンロード
サンプルデータをダウンロードすることができます。以下のリンクからダウンロードしてください。
【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)
まとめ
Excelで割り算の商と余りを求める方法の基本は、上の「サンプル式」のとおりです。黄色いセルを書き換えながら、結果の変わり方を確かめると、使い方が身に付きます。
関連のある関数
基本から確認したいときは、エクセルの割り算のやり方もあわせてご覧ください。
