Excelで「60以上80未満」のような範囲の個数を数えるには、COUNTIFS関数に、同じ範囲を2回指定します。1つ目に「以上」、2つ目に「未満」の条件を書きます。
関数の説明
COUNTIFS関数
COUNTIFS関数は、複数の条件をすべて満たすセルの個数を数えます。同じ範囲に、「>=60」と「<80」の2つの条件を指定すると、範囲の個数が数えられます。
関数
対応バージョン
Excel 2007以降のすべてのバージョンで使えます(Excel 2003でも使えます)。
構文
引数
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| B3:B8 | 必須。1つ目の条件を判定する範囲。 |
| “>=60” | 必須。1つ目の条件(60以上)。 |
| B3:B8 | 必須。2つ目の条件を判定する範囲(同じ範囲を、もう一度指定)。 |
| “<80” | 必須。2つ目の条件(80未満)。 |
関数作成のポイント
- 条件は、比較の記号と数値を、ダブルクォーテーションで囲みます。
- 「80以下」は “<=80″、「80未満」は “<80” です。境目の扱いに、注意します。
- 1つの条件だけなら、COUNTIF関数で数えられます。
関数活用のポイント
- 得点の分布(60点台、70点台)を、人数で集計します。
- 金額の範囲ごとの件数を数えます。
- 年齢の範囲ごとの人数を数えます。
使用例
まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます
練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。
サンプルデータ
練習用ファイルと同じ配置の、サンプルデータです。下の練習ツールで、黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 得点表 | ||||
| 2 | 氏名 | 得点 | 60以上80未満 | 2 | |
| 3 | 梅 | 72 | 80以上 | 3 | |
| 4 | 桜 | 85 | 60未満 | 1 | |
| 5 | 松 | 90 | 全体の件数 | 6 | |
| 6 | 竹 | 64 | |||
| 7 | 楓 | 55 | |||
| 8 | 菊 | 80 |
サンプル式
セルE2に、次の式を入れます。
B3:B8が “>=60″、かつ B3:B8が “<80” に合う行の個数を数えます(すべての条件に合う行だけを数えます)。 結果は「2」です。
セルE3に、次の式を入れます。
B3:B8の中で、条件 “>=80” に合うセルの個数を数えます。 結果は「3」です。
セルE4に、次の式を入れます。
B3:B8の中で、条件 “<60” に合うセルの個数を数えます。 結果は「1」です。
セルE5に、次の式を入れます。
B3:B8の中の、数値(日付も含む)のセルの個数を数えます。文字や空白は数えません。 結果は「6」です。
▶ この式(E2)を、上の練習ツールで試す / この式(E3)を、上の練習ツールで試す / この式(E4)を、上の練習ツールで試す / この式(E5)を、上の練習ツールで試す
サンプルデータダウンロード
サンプルデータをダウンロードすることができます。以下のリンクからダウンロードしてください。
【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)
まとめ
Excelで「○以上○未満」の個数を数える方法の基本は、上の「サンプル式」のとおりです。黄色いセルを書き換えながら、結果の変わり方を確かめると、使い方が身に付きます。
関連のある関数
基本から確認したいときは、エクセルでカウントする方法もあわせてご覧ください。
