ExcelのINT関数は、数値を、それ以下で最も大きい整数にする関数です。小数点以下を捨てて整数を取り出すときに使います。
目次
関数の説明
INT関数
INT関数は、数値を「小さい方」の整数に丸めます。正の数では小数点以下の切り捨てと同じですが、負の数では、-5.9 が -6 のように、小さい方になります。
関数
対応バージョン
Excel 2007以降のすべてのバージョンで使えます(Excel 2003でも使えます)。
構文
引数
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| 数値 | 必須。整数にしたい数値。 |
関数作成のポイント
- 正の数では、小数点以下を切り捨てた結果と同じです。
- 負の数は、小さい方の整数になります。-5.9 は -6 です。
- 0に近い方へ切り捨てたいときは、ROUNDDOWN関数かTRUNC関数を使います。
関数活用のポイント
- 小数のある数値から、整数部分を取り出します。
- 「INT(数値*100)/100」で、小数第2位までに切り捨てます。
- 日付と時刻の値から、日付の部分(整数)だけを取り出します。
使用例
まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます
練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。
サンプルデータ
練習用ファイルと同じ配置の、サンプルデータです。下の練習ツールで、黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 整数にする値 | ||||
| 2 | 項目 | 値 | 5.9 | 5 | |
| 3 | 値1 | 5.9 | -5.9 | -6 | |
| 4 | 値2 | -5.9 | 7 | 7 | |
| 5 | 値3 | 7 | 0.1 | 0 | |
| 6 | 値4 | 0.1 | 小数第2位で切り捨て | 123.45 | |
| 7 | 値5 | 123.456 |
サンプル式
セルE2に、次の式を入れます。下のセルにも、同じ式をコピーします。
B3 を、それ以下で最も大きい整数にします。 結果は、上から順に、「5」・「-6」・「7」・「0」です。
セルE6に、次の式を入れます。
を、それ以下で最も大きい整数にします。 結果は「123.45」です。
▶ この式(E2)を、上の練習ツールで試す / この式(E6)を、上の練習ツールで試す
サンプルデータダウンロード
サンプルデータをダウンロードすることができます。以下のリンクからダウンロードしてください。
【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)
まとめ
INT関数の使い方の基本は、上の「サンプル式」のとおりです。黄色いセルを書き換えながら、結果の変わり方を確かめると、使い方が身に付きます。
関連のある関数
基本から確認したいときは、エクセルの割り算のやり方もあわせてご覧ください。
