エクセルで金額を千円単位で表示するには、セルを選んで Ctrl+1 →「表示形式」→「ユーザー定義」を開き、種類に #,##0,(最後にカンマ)と入力します。12,345,678 円が「12,346」と表示されます。セルの値は変わらないので、計算はもとの金額のままです。
この記事では、千円単位・百万円単位の表示形式、「千円」を付けて表示する方法、合計が合わない(端数がずれる)ときの対処を、実際の画面で説明します。
単位をそろえる表示形式の一覧
| 表示したい形 | ユーザー定義に入れる表示形式 | 12,345,678 の表示 |
|---|---|---|
| 千円単位 | #,##0, | 12,346 |
| 千円単位(「千円」を付ける) | #,##0,"千円" | 12,346千円 |
| 百万円単位 | #,##0,, | 12 |
| 百万円単位(小数1けた) | #,##0.0,, | 12.3 |
| 円のまま(桁区切り) | #,##0 | 12,345,678 |
千円単位で表示する方法
練習用ファイルの支店別の売上表(円単位)を、千円単位の表示にします。

#,##0, と入力します。「サンプル」に「12,346」と出ていることを確かめて、「OK」を押します。

表の見出しや表の右上に「(単位:千円)」と書いておくと、読む人が迷いません。
「千円」を付けて表示する方法
ユーザー定義の種類に #,##0,"千円" と入力します。文字は 半角のダブルクォーテーション(”)で囲みます(全角の " だとエラーになります)。

百万円単位で表示する方法
カンマを2つにして、#,##0,, と入力します。小数1けたまで見せたいときは、#,##0.0,, です。

合計が合わない(端数がずれる)ときの対処
表示形式は、見た目だけを四捨五入しています。合計の計算は、もとの円単位の金額で行われるので、見えている数字を足した結果と、合計の欄がずれることがあります。

- そのままにする:合計の欄が正しい値です。資料に「端数は四捨五入のため、合計と一致しない場合があります」と書き添えるのが一般的です。
- 見えている数字で計算したい:別の列に
=ROUND(B2/1000,0)と入れて、千円単位の値を作ってから合計します。 - 切り捨てで表示したい:表示形式では切り捨てはできません。
=ROUNDDOWN(B2/1000,0)で、千円未満を切り捨てた値を作ります。
うまく表示されないときの確認表
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 表示形式を入力したらエラーになる | ダブルクォーテーションが全角(")になっている | 半角の " で囲む(#,##0,"千円")。 |
| 表示が変わらない | 数値ではなく文字列として入っている | 数値に変換してから表示形式を設定する。 |
| 「####」と表示される | 列の幅が足りない | 列の境目をダブルクリックして、幅を合わせる。 |
| 見えている数字の合計と、合計欄が合わない | 表示だけを四捨五入しているため | ROUND関数で千円単位の値を作ってから合計する。 |
よくある質問
表示形式を元に戻すには?
Ctrl+1 →「表示形式」で「数値」を選び、「桁区切り(,)を使用する」にチェックを入れます。ユーザー定義で #,##0 と入力しても同じです。
万円単位で表示できますか?
カンマは1,000ごとに割る仕組みなので、カンマでは万円単位にできません。=B2/10000 のように割った値を作ってから、表示形式を設定します。
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