エクセルの在庫管理表は、「入出庫」シートに入庫・出庫を1行ずつ記録し、「在庫一覧」シートで SUMIFS関数を使って商品ごとに合計すると作れます。在庫数は「期首在庫+入庫-出庫」で自動計算し、発注点を下回ったら「要発注」と赤く表示させます。
この記事では、そのまま使える在庫管理表のテンプレート(無料)と、その作り方を、実際の画面で説明します。
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在庫一覧と入出庫の2シートの在庫管理表です。入出庫を入れると在庫数が自動計算され、発注点以下で「要発注」と表示されます(事務用品6品目の記入例入り・架空のデータ)。
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目次
在庫管理表のしくみ

| 列 | 内容 | 式(4行目の例) |
|---|---|---|
| 期首在庫 | 数え始めの在庫数(手入力) | ― |
| 入庫 | 入出庫シートの「入庫」の合計 | =SUMIFS(入出庫!$D:$D,入出庫!$B:$B,A4,入出庫!$C:$C,"入庫") |
| 出庫 | 入出庫シートの「出庫」の合計 | =SUMIFS(入出庫!$D:$D,入出庫!$B:$B,A4,入出庫!$C:$C,"出庫") |
| 在庫数 | 期首在庫+入庫-出庫 | =C4+D4-E4 |
| 発注点 | この数以下になったら発注する(手入力) | ― |
| 状態 | 在庫数が発注点以下なら「要発注」 | =IF(F4<=G4,"要発注","") |
使い方:入出庫を記録する
1
「入出庫」シートのいちばん下の行に、日付を入れます。
2
「商品コード」は ▼(または Alt+↓)から選びます。「区分」も「入庫」「出庫」から選びます。

3
数量とメモを入れます。表(テーブル)が自動で広がります。

4
「在庫一覧」シートを見ると、在庫数と状態が自動で変わっています。

在庫管理表の作り方
1. 入出庫シートをテーブルにする
日付・商品コード・区分・数量・メモの見出しを作り、表の中を選んで Ctrl+T でテーブルにします。下に入力するだけで表が広がるので、在庫一覧の式の範囲を直す必要がありません。
2. 入力のまちがいを防ぐ(データの入力規則)
| 列 | 入力規則 |
|---|---|
| 商品コード | 「リスト」で =在庫一覧!$A$4:$A$9 |
| 区分 | 「リスト」で 入庫,出庫 |
| 数量 | 「整数」で 0 より大きい |
商品コードや区分の書き方がそろうので、SUMIFS関数の集計がずれません(データの入力規則の使い方)。
3. 発注点以下の行を赤くする(条件付き書式)
在庫一覧の A4〜H9 を選び、条件付き書式で =$F4<=$G4 のルールを作り、赤い文字・薄い赤の塗りつぶしにします。「$F4」のように列だけ固定すると、行ごと色が付きます(入力したら色が変わる方法)。
うまくいかないときの確認表
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 在庫数が変わらない | 商品コードや区分の書き方が違う | 一覧から選んで入力する。 |
| 新しい商品を追加したい | 在庫一覧の行と入力規則の範囲が足りない | 在庫一覧に行を足し、式をコピーして、入力規則の範囲を広げる。 |
| 「要発注」が出ない | 発注点が空白 | 発注点を入れる。 |
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入出庫を記録するだけで在庫数が自動計算される在庫管理表です。記入例(架空のデータ)を消して、商品を書き換えて使えます。
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