PDURATION・RRI関数の使い方|お金が2倍になる年数・年平均成長率を出す・72の法則とくらべる【実機で解説】

PDURATION・RRI関数の使い方|お金が2倍になる年数・年平均成長率を出す・72の法則とくらべる【実機で解説】

PDURATION 関数は、お金が目標の金額になるまでの期間を、RRI 関数は、決まった期間で目標にするのに必要な利率(年平均の成長率)を求める関数です。100 万円が年 3% で 200 万円になる年数は =PDURATION(B4,B2,B3) で出ます。

積み立てずに置いておくだけの、複利の計算です。この記事では、2 つの関数の使い方を、実際の Excel で確かめた結果で説明します。

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今の金額・目標の金額・年利・年数の表と、この記事の PDURATION・RRI の式をまとめた練習ファイルです。
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目次

PDURATION・RRI 関数の書き方

=PDURATION(利率, 今の金額, 目標の金額)
=RRI(期間, 今の金額, 目標の金額)
引数意味
利率1 期あたりの利率(年利なら 3%)
期間何期で目標にするか(年なら年数)
今の金額・目標の金額どちらもプラスで入れる

PDURATION は LOG(目標÷今)÷LOG(1+利率)、RRI は (目標÷今)^(1÷期間)-1 と同じ計算です。

1. 目標の金額になる年数(PDURATION)

100 万円を年 3% の複利で置いておくと、何年で 200 万円になるかです。

=PDURATION(B4,B2,B3)
エクセルのPDURATION関数で100万円が年3パーセントで200万円になるまでの年数を求めた画面
エクセルのPDURATION関数で100万円が年3パーセントで200万円になるまでの年数を求めた画面

結果は 23.45 年でした。

2. 決まった年数で目標にする年利(RRI)

10 年で 100 万円を 200 万円にするには、年何 % が必要かです。

=RRI(B5,B2,B3)
エクセルのRRI関数で10年で100万円を200万円にするのに必要な年利を求めた画面
エクセルのRRI関数で10年で100万円を200万円にするのに必要な年利を求めた画面

結果は 7.18% でした。

3. 売上の年平均成長率を出す

4 年で売上が 120 万円から 180 万円になったときの、1 年あたりの平均の伸び率です。

=RRI(4,1200000,1800000)
エクセルのRRI関数で4年で売上が120万円から180万円になったときの年平均成長率を求めた画面
エクセルのRRI関数で4年で売上が120万円から180万円になったときの年平均成長率を求めた画面

結果は 10.67% でした。全体では 50% の伸びですが、4 で割った 12.5% ではありません。

4. 72 の法則とくらべる

「72÷年利(%)で、お金が 2 倍になるおよその年数」という覚え方があります。

=72/(B4*100)
エクセルで72の法則の72÷年利の年数を出してPDURATIONの結果とくらべた画面
エクセルで72の法則の72÷年利の年数を出してPDURATIONの結果とくらべた画面

結果は 24.00 年で、PDURATION の 23.45 年に近い値でした。

【実機で検証】PDURATION でつまずくところ

エクセルのPDURATION関数で年利に3と入れたときや今の金額が0のときの結果を確かめた画面
エクセルのPDURATION関数で年利に3と入れたときや今の金額が0のときの結果を確かめた画面
ためしたこと式結果
LOG(目標÷今)÷LOG(1+利率)=LOG(PDURATION!B3/PDURATION!B2)/LOG(1+PDURATION!B4)23.45
年利に 3 と入れた=PDURATION(3,PDURATION!B2,PDURATION!B3)0.50
今の金額が 0=PDURATION(PDURATION!B4,0,PDURATION!B3)#NUM!
目標が今より少ない(RRI)=RRI(10,PDURATION!B3,PDURATION!B2)-6.70%
NPER で計算=NPER(PDURATION!B4,0,-PDURATION!B2,PDURATION!B3)23.45
年利 0% の PDURATION=PDURATION(0,PDURATION!B2,PDURATION!B3)#NUM!

計算式で出すと 23.45 で、PDURATION と同じでした。

年利に 3 と入れると 0.50 になりました。3 は 300% という意味になります。年利は 3% か 0.03 で入れます。今の金額が 0 だと #NUM!、年利 0% でも #NUM! です。

目標が今より少ないときの RRI は -6.70% で、マイナスの率(年平均で減った割合)になりました。NPER で計算しても 23.45 で、PDURATION と同じです。

よくある質問

毎月積み立てたときの年数を出したいときは?

積み立てがあるときは NPER 関数を使います。

積み立てた将来の金額を出したいときは?

FV 関数で求めます。

前年からの伸び率を出したいときは?

1 年ずつの伸び率は 伸び率(成長率)の出し方で説明しています。

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