エクセルで、同じ形の表が入った複数のシートを合計するには、=SUM(東京:福岡!B2) のように「最初のシート名:最後のシート名!セル」と書きます。これを「串刺し集計」といい、東京・大阪・福岡の3つのシートの B2 をまとめて合計できます。
また、合計の式は Alt+Shift+−(=)のショートカットで一瞬で入れられます。この記事では、どちらも実際に試した結果で説明します。
目次
合計のショートカット(オートSUM)
合計を出したいセル(数字の下のセル)を選んで、Alt キーと Shift キーを押しながら −(マイナス)キーを押します。日本語キーボードでは Shift+− が「=」なので、「Alt+=」と書かれていることもあります。

「ホーム」タブの「オートSUM」(Σ)ボタンを押しても、同じ式が入ります(SUM関数の使い方)。
別シートの同じセルを合計する(串刺し集計)
東京・大阪・福岡の3つのシートに同じ形の表があり、「合計」シートに3支店の合計を出します。
1
「合計」シートの B2 を選び、
=SUM( と入力します。2
「東京」のシート見出しをクリックし、Shift キーを押しながら「福岡」のシート見出しをクリックします。続けて B2 をクリックします。

3
Enter キーを押すと、3つのシートの B2 の合計が出ます。下のセルにもコピーします。

ポイント串刺し集計は、シートの並び順で「東京」と「福岡」の間にあるシートがすべて対象になります。実際に間に「大阪」のコピーを入れると、その分も足されて 288 が 386 になりました。合計に入れたくないシートは、範囲の外に移動しておきます。
別シートのちがうセルを合計する
シートごとに合計の場所がちがうときは、+ でつなぎます。= を入力してから、シート見出しとセルを順番にクリックしていくと、次のような式が入ります。
=東京!B5+大阪!B5+福岡!B5
実際に試すと、3支店の合計の 647 になりました。シート名を手で入力するときは、シート名のあとに「!」を付けます。
うまくいかないときの確認表
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 合計が多すぎる | 「東京」と「福岡」の間に、ほかのシートがある | シートの並び順を確かめ、関係ないシートを外に移動する。 |
| 合計が合わない | シートによって表の形(行の順番)がちがう | 串刺し集計は同じ位置のセルを足すので、表の形をそろえる。 |
| ほかのシートもいっしょに書き換わった | シートを複数選んだまま入力した(作業グループ) | ほかのシート見出しをクリックして、選択を1つにもどす。 |
| ショートカットで式が入らない | Alt+Shift+− の押し方が違う | Alt と Shift を押したまま − を押す。または「オートSUM」ボタンを使う。 |
練習用Excelファイル(無料ダウンロード)
東京・大阪・福岡・合計の4つのシートが入っています(架空のデータ)。合計シートに串刺し集計の式が入っています。
Excelファイル(.xlsx)/登録不要/数式・練習データ入り

コメント