エクセルのシナリオの使い方|値上げ・値下げのパターンを登録して切り替える(What-If分析)【実機で解説】

エクセルのシナリオの使い方|値上げ・値下げのパターンを登録して切り替える(What-If分析)【実機で解説】

エクセルのシナリオ(What-If 分析)は、「今の計画」「値上げ」「値下げ」のような入力値のパターンに名前を付けて登録し、ボタン 1 つで切り替える機能です。データタブ →「What-If 分析」→「シナリオの登録と管理」から使います。

この記事では、単価と販売数を 3 つのパターンで切り替えて利益を見比べる手順を、実際の Excel の画面で説明します。切り替えたときの利益も確かめました。

練習用Excelファイル(無料ダウンロード)
この記事と同じ単価・販売数・原価・売上・利益の表です。シナリオの登録と切り替えを試せます。
Excelファイル(.xlsx)/登録不要/数式・練習データ入り
目次

この記事で登録するシナリオ

シナリオ名単価(B1)販売数(B2)利益(B5)
今の計画50030030,000
値上げ60024024,000
値下げ45038051,000

売上は =B1*B2、利益は =B4-B3(売上 − 原価 120,000)です。

1. シナリオの登録と管理を開く

変えたいセル(単価と販売数の B1:B2)を選んで、データタブ →「What-If 分析」→「シナリオの登録と管理」を選びます。

エクセルのデータタブのWhat-If分析からシナリオの登録と管理を選ぶところ
エクセルのデータタブのWhat-If分析からシナリオの登録と管理を選ぶところ

まだシナリオがないので、「追加」を押します。

エクセルのシナリオの登録と管理で追加を押すところ
エクセルのシナリオの登録と管理で追加を押すところ

2. シナリオを追加する

シナリオ名に「今の計画」と入れます。変化させるセルには、最初に選んだ B1:B2 が入っています。OK を押します。

エクセルのシナリオの追加でシナリオ名と変化させるセルを確かめるところ
エクセルのシナリオの追加でシナリオ名と変化させるセルを確かめるところ

「シナリオの値」の画面に、今の値(500 と 300)が出ています。今の計画はこのままの値なので、OK を押します。

エクセルのシナリオの値で今の値のままOKを押すところ
エクセルのシナリオの値で今の値のままOKを押すところ

同じように「追加」から「値上げ」を作り、シナリオの値を 600 と 240 にして OK を押します。

エクセルのシナリオの値に値上げの単価と販売数を入れるところ
エクセルのシナリオの値に値上げの単価と販売数を入れるところ

3. シナリオを切り替える

「値下げ」(450・380)も追加すると、一覧に 3 つのシナリオが並びます。「値上げ」を選んで「表示」を押し、「閉じる」で画面を閉じます。

エクセルのシナリオの登録と管理で値上げを選んで表示を押すところ
エクセルのシナリオの登録と管理で値上げを選んで表示を押すところ

単価と販売数が 600・240 に切り替わり、利益は 24,000 になりました。

エクセルでシナリオの値上げを表示して利益が24000になった画面
エクセルでシナリオの値上げを表示して利益が24000になった画面

「値下げ」を表示すると 450・380 に切り替わり、利益は 51,000 になりました。この例では、値下げして販売数を増やすパターンがいちばん利益が大きいとわかります。

エクセルでシナリオの値下げを表示して利益が51000になった画面
エクセルでシナリオの値下げを表示して利益が51000になった画面

【実機で検証】切り替えたときの値

表示したシナリオB1B2売上 B4利益 B5
今の計画(はじめ)500300150,00030,000
値上げ600240144,00024,000
値下げ450380171,00051,000

「表示」を押すと、変化させるセル(B1:B2)の値そのものが書きかわります。元に戻したいときは「今の計画」を表示します。

よくある質問

利益を決めて、必要な販売数を逆に出したいです。

ゴールシークを使います。

単価と販売数をいくつも変えた表を一度に作りたいです。

データテーブルを使うと、早見表がまとめて作れます。

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