Excelで月別集計する方法|SUMIFSで日付・時刻付きの売上を合計

Excelで月別集計する方法|SUMIFSで日付・時刻付きの売上を合計

Excelで日付ごとの売上を月別に合計するには、SUMIFSに「月初以上・翌月初日未満」の2条件を指定します。年も含めて比較するため、前年の同じ月が混ざらず、月末の時刻付きデータも集計できます。

SUMIF の基本(書き方・以上・含む・日付・OR 条件・0 になるときの直し方)は、SUMIF関数の使い方にまとめています。

この記事の基本の式
数式=SUMIFS(C9:C14,A9:A14,">="&B4,A9:A14,"<"&C4)
練習用Excelファイル(無料ダウンロード)
登録不要/Excel 2016・2019・2021・2024・Microsoft 365に対応。説明の操作名はWindows版を基準にしています。B4を2026/9/1から2026/10/1に変えます。B6の合計が9,000円から5,000円になれば成功です。
Excelファイル(.xlsx)/登録不要/数式・練習データ入り
目次

まず確認:9月の売上は9,000円

サンプルはA列が売上日、B列が区分、C列が金額です。2026年9月の3件は2,000円・3,000円・4,000円なので、合計は9,000円です。8月31日、10月1日、前年9月の売上は含めません。

まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます

練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。

手順1:月初と翌月初日を用意する

  1. B4に2026/9/1と入力します。「9月」という文字ではなく、月初の日付にします。
  2. C4に次の式を入力します。B4の1か月後、2026/10/1になります。
  3. B4とC4の表示形式をyyyy/mm/ddにすると、境界の日付を確認しやすくなります。
C4に入力:翌月初日を求める
数式=EDATE(B4,1)
ひとことで月初に1か月を足して、翌月の初日にする
B4
月初の日付です
1
足す月数です
補足9/1なら、結果は 10/1 です。

EDATEは指定した月数だけ日付を移動する関数です。B4を月初にすることで、C4も翌月の初日になります。月の途中の日付をB4へ入れると、その日から翌月の同日までの集計になるので注意してください。EDATEの基本と月末付近の動きも参照できます。

手順2:SUMIFSで期間を指定する

B6に次の式を入力します。サンプルには入力済みです。SUMIFSでは、合計する範囲を先頭に置きます。

B6に入力:その月の売上を合計する
数式=SUMIFS(C9:C14,A9:A14,">="&B4,A9:A14,"<"&C4)
ひとことで売上日が「月初以上」かつ「翌月初日より前」の金額を合計する
C9:C14
合計する金額の列です
A9:A14
条件を調べる、売上日の列です
">="&B4
月初以上の条件です
"<"&C4
翌月初日より前の条件です
補足結果は 9,000 円です(9/30 18:00の売上も含みます)。
部分意味
C9:C14合計する金額
A9:A14,”>=”&B4売上日が月初以上
A9:A14,”<"&C4売上日が翌月初日より前

「&」は比較記号とセルの値をつなぎます。「>=B4」と引用符の中にセル番地まで書くのではなく、">="&B4と書きます。条件の範囲と合計範囲は、開始行と終了行をそろえてください。

日付の範囲で月の売上を合計する(SUMIFS)式 =SUMIFS(C9:C14,A9:A14,">="&B4,A9:A14,"<"&C4) の解説図。B6に入力する
B6に =SUMIFS(C9:C14,A9:A14,">="&B4,A9:A14,"<"&C4) を入力。9/1〜9/30 18:00 の 2,000+3,000+4,000

手順3:集計する月を変更する

B4を2026/10/1に変えると、C4が2026/11/1になり、B6は10月1日の5,000円だけを返します。月ごとの表を作る場合は、開始日を行ごとに並べ、元データの範囲を$で固定してコピーします。

C4を使わず、1つの式で書く
数式=SUMIFS($C$9:$C$14,$A$9:$A$14,">="&B4,$A$9:$A$14,"<"&EDATE(B4,1))
ひとことで翌月初日を、式の中でEDATEで求める
"<"&EDATE(B4,1)
翌月初日より前の条件を、式の中で作ります
補足$ で範囲を固定すると、式を下へコピーできます。

月末以下ではなく「翌月初日未満」にする理由

日付に時刻が付いていると、9月30日18時は9月30日0時より大きい値です。終了条件を「9月30日以下」にすると、その日の途中の売上が漏れる場合があります。「10月1日より前」なら、9月30日23時59分も対象です。また、MONTHだけで9月を判定すると年を区別できません。年をまたぐ表では開始日と終了日で指定します。

合計が0になる・金額が合わないとき

確認点対処
日付が文字列ISNUMBER(A9)で確認。FALSEなら日付値への変換を検討する。
金額が文字列表示形式だけでなく、元の値を数値に変換する。
範囲の行数が違うC9:C14とA9:A14のように同じ行にそろえる。
追加データが範囲外金額と日付の両方の参照範囲を広げる。
B4が月初でない集計したい月の1日を入力する。

8桁の20260920は、そのままではExcelの日付値とは違います。8桁数字を日付に変換する手順で整えてから集計します。金額が文字列なら文字列を数値へ変換する方法が役立ちます。

区分も指定して集計するには?

期間に加えて「店舗」だけを合計したい場合は、区分の範囲と条件を1組追加します。9月の店舗売上は2,000円と4,000円の合計6,000円です。

区分も指定して合計する
数式=SUMIFS(C9:C14,A9:A14,">="&B4,A9:A14,"<"&C4,B9:B14,"店舗")
ひとことで月の条件に、区分(店舗)の条件を足す
B9:B14
区分の列です
"店舗"
合計する区分です
補足9月の「店舗」だけの売上は、6,000円です。

次に確認したいこと

自分の表に使う前に、サンプルで入力セルと結果の変化を確認しましょう。数式の参照範囲は、実際の表の列と最終行に合わせて変更してください。

練習用Excelファイル(無料ダウンロード)
「次に確認したいこと」の解説で使うExcelデータです。数式と練習データが入っているので、本文の式を同じ表で試せます。
Excelファイル(.xlsx)/登録不要/数式・練習データ入り

参考資料

基本から確認したいときは、エクセルのSUMIFS・COUNTIFS・AVERAGEIFSの使い方もあわせてご覧ください。

日付の表示を変えたいときは、エクセルの日付の表示形式もあわせてご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次