SHEET 関数はシートが左から何番目かを、SHEETS 関数はブックにシートが何枚あるかを求める関数です。=SHEET() と書けばそのシートの番号、=SHEETS() と書けばシートの枚数が出ます。
月ごとにシートを分けた表で「何枚目か」を自動で出したり、シートの数が合っているかを確かめたりするのに使います。この記事では、実際の Excel で確かめた結果で使い方を説明します。SHEET・SHEETS は Excel 2013 以降で使えます。
SHEET・SHEETS 関数の書き方
=SHEET([値])
=SHEETS([範囲])
| 引数 | 意味 |
|---|---|
| 値(省略可) | シート名の文字や、セルの参照。省略すると式を入れたシートの番号 |
| 範囲(省略可) | '4月:6月'!A1 のような、複数のシートにまたがる参照。省略するとブック全体のシートの枚数 |
この記事の練習ファイルは、左から「SHEET」「検証」「4月」「5月」「6月」の 5 枚のシートです。
1. 今のシートが何番目か(SHEET)
かっこの中を空にすると、式を入れたシートが左から何番目かが出ます。
=SHEET()

いちばん左のシートなので 1 でした。シートの並びを変えると、結果も変わります。
2. ブックのシートの枚数(SHEETS)
かっこの中を空にすると、ブックにあるシートの枚数が出ます。
=SHEETS()

5 枚のシートがあるので 5 でした。
3. 指定したシート名が何番目か
かっこの中にシート名を文字で入れると、そのシートが何番目かが分かります。
=SHEET("5月")

「5月」は左から 4 番目でした。
4. 4 月〜6 月のシートが何枚あるか
'4月:6月'!A1 のように、最初と最後のシート名を「:」でつないだ参照を渡すと、その間にあるシートの枚数が出ます。
=SHEETS('4月:6月'!A1)

結果は 3 枚でした。4 月と 6 月のシートの間に新しいシートを入れると、枚数も増えます。複数のシートを合計する方法は 別シートの合計を出す方法(串刺し集計)も参考にしてください。
【実機で検証】SHEET でつまずくところ

| ためしたこと | 式 | 結果 |
|---|---|---|
| 検証シートの SHEET() | =SHEET() | 2 |
| セルの参照で「6月」の番号 | =SHEET('6月'!A1) | 5 |
| ない名前「7月」 | =SHEET("7月") | #N/A |
| SHEET を使って「○枚目/全○枚」 | =SHEET()&"枚目/全"&SHEETS()&"枚" | 2枚目/全5枚 |
| 6月のシートの売上 | ='6月'!B1 | 90 |
左から 2 枚目の検証シートで SHEET() を使うと 2 でした。'6月'!A1 のようにセルの参照を入れても、そのシートの番号(5)が分かります。
ないシート名「7月」を入れると #N/A になりました。シート名の打ちまちがいに注意します。
SHEET と SHEETS を組み合わせると「2枚目/全5枚」のような表示が作れます。印刷するシートの右上などに入れておくと便利です。
よくある質問
非表示のシートも数える?
SHEETS は非表示のシートも数えます。3 枚のうち 1 枚を非表示にして試すと、結果は 3 のままでした。表示されているシートの枚数とずれるときは、非表示のシートがないか確かめます。シートの再表示は 行・列・シートを非表示・再表示する方法で説明しています。
シート名を表示したいときは?
シートの番号ではなく名前を出したいときは =TEXTAFTER(CELL("filename",A1),"]") と書きます。試したところ、保存する前のブックでは #N/A になり、保存すると「SHEET」のようにシート名が出ました。
シートの番号はどう数える?
左から 1、2、3…と数えます。シートの名前や見た目の順番ではなく、シート見出しの並びで決まります。

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