Excel QUARTILE.EXC関数の使い方|四分位数(第1・第3四分位)を求める

ExcelのQUARTILE.EXC関数は、データセットの四分位点を求めるために使用されます。これは、データセットを4等分する値を計算する関数であり、統計分析やデータの分布を理解するのに非常に役立ちます。本ブログでは、QUARTILE.EXC関数の使い方とその活用方法について詳しく解説します。

目次

関数の説明

QUARTILE.EXC関数

QUARTILE.EXC関数は、データセットを含む範囲内で指定された四分位点を返します。この関数は、最小値と最大値を除いた範囲を4等分する位置にある値を計算します。

関数

対応バージョン

  • Excel 2010以降

構文

QUARTILE.EXC関数の構文
数式=QUARTILE.EXC(array,quart)
ひとことでデータを4等分する値(四分位数)を返す。データの両端を除く方式
array
データの範囲です
quart
1=第1四分位数(下位25%)、2=中央値、3=第3四分位数(下位75%)です
補足データが3個未満のとき、0や4などを指定したときは #NUM! です。

引数

引数説明
array必須。四分位数を計算するデータセットの範囲。
quart必須。どの四分位数を返すかを指定する数値(1から3)。

関数作成のポイント

  • arrayには、四分位数を計算するためのデータセットの範囲を指定します。
  • quartには、返される四分位数を指定します。1は第1四分位数、2は中央値、3は第3四分位数を示します。

関数活用のポイント

  • データセット内の分布を理解するために使用します。
  • 四分位点を求めることで、データの偏りやばらつきを分析できます。
  • 四分位数を使用して、ボックスプロットを作成し、データの分布を視覚的に表示することができます。

まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます

練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。

使用例

サンプルデータ

AB
データ値
110
220
330
440
550
660
770
880
990
10100

サンプル式

QUARTILE.EXC関数

セルに入力:第1四分位数(下位25%の値)を求める
数式=QUARTILE.EXC(B2:B11,1)
ひとことで10個のデータ(10〜100)の下位25%の位置の値を返す
B2:B11
データの範囲です
1
第1四分位数を指定します
補足位置は(10+1)×0.25=2.75番目なので、20と30の間の 27.5 になります。

この式は、B2からB11の範囲内で第1四分位数を計算します。

結果:

注意確認メモ:記事の表示例は「25」ですが、実際の結果は 27.5 です。QUARTILE.EXCは、位置を(データ数+1)×0.25=2.75番目として、20と30の間を直線で補うためです。練習ツールの「本文の表」タブで確認できます。

この結果は、指定した範囲内のデータセットにおける第1四分位数を示しています。

(例題)サンプルデータダウンロード

サンプルデータをダウンロードすることができます。以下のリンクからダウンロードしてください。

【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)

まとめ

QUARTILE.EXC関数は、データセットの分布を理解するための強力なツールです。四分位数を計算することで、データのばらつきや偏りを分析し、効果的なデータ分析を行うことができます。

関連のある関数

以上がExcelのQUARTILE.EXC関数に関する詳細な解説です。これらの関数を活用して、データセットの四分位数を効果的に計算し、データの分布を理解しましょう。

最大値・最小値・順位を求めるExcel関数の使い分けは、こちらのまとめで整理しています。

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