HYPERLINK関数の使い方|セルにリンクを作る・URLの組み立て・シート内の移動

HYPERLINK関数の使い方|セルにリンクを作る・URLの組み立て・シート内の移動

エクセルで、セルにクリックできるリンクを式で作るには HYPERLINK関数を使います。=HYPERLINK(A3,"excel15") と入れると、セルに excel15 と表示され、クリックするとそのページが開きます。

リンク先を別のセルの値から組み立てられるので、商品コードからページのURLを作ったり、目次から各シートへ移動したりするのに便利です。この記事では、HYPERLINK関数の基本、表示名の省略、URLの組み立て、同じブックのセルへの移動、メールのリンク、空のときにリンクを出さない方法までを、1つの表で説明します。下の練習ツールでは、表示される文字の変わり方を試せます(ツール内ではリンクは開きません)。

目次

HYPERLINK関数の書き方

HYPERLINK関数の構文
数式=HYPERLINK(リンク先,[別名])
ひとことでクリックで開くリンクを作る
リンク先
リンク先です
[別名]
セルに表示する文字です(省略できます)
引数入れるものポイント
リンク先URL・ファイルの場所・「#シート名!セル」など文字なので「”」で囲むか、セルを指定します。
別名(省略可)セルに表示する文字省略するとリンク先がそのまま表示されます。

まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます

練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。

HYPERLINK関数の使い方|やりたいこと別の式

やりたいこと式(例)表示される文字
表示名を付けてリンク=HYPERLINK(A3,”excel15″)excel15
表示名を省略=HYPERLINK(A4)https://excel15.com/
URLを組み立てる=HYPERLINK(“https://excel15.com/”&A5&”/”,”UNIQUE関数の記事”)UNIQUE関数の記事
同じブックのセルへ=HYPERLINK(“#”&A6,”先頭へ戻る”)先頭へ戻る
メールを作る=HYPERLINK(“mailto:”&A7,”メールを送る”)メールを送る
空ならリンクしない=IF(A10=””,””,HYPERLINK(A10,”開く”))(空)
エクセルのHYPERLINK関数でリンクを作った表
エクセルのHYPERLINK関数でリンクを作った表

表示名を付けてリンクする

1
リンクを作りたいセル(C3)を選びます。
2
「=HYPERLINK(」と入力し、URLのセル(A3)をクリックします。
3
「,”excel15″)」と入力して Enter キーを押します。
HYPERLINK関数の式
数式=HYPERLINK(A3,"excel15")
ひとことでクリックで開くリンクを作る
A3
リンク先です
"excel15"
セルに表示する文字です

セルには excel15 と表示され、クリックするとリンク先のページが開きます。別名を省略した =HYPERLINK(A4) は、URLの https://excel15.com/ がそのまま表示されます。

URLを組み立てる

HYPERLINK関数の構文
数式=HYPERLINK("https://excel15.com/"&A5&"/","UNIQUE関数の記事")
ひとことでクリックで開くリンクを作る
"https://excel15.com/"&A5&"/"
リンク先です
"UNIQUE関数の記事"
セルに表示する文字です

「&」で固定の部分とセルの値をつなげると、記事の名前(スラッグ)からURLを作れます。商品コードや社員番号からページを開くリンクの一覧を作るときに使えます(CONCATENATE関数の使い方)。検索のリンクも同じ考え方で、=HYPERLINK("https://www.google.com/search?q="&A8,A8&"を検索") は 東京を検索 と表示されます。

同じブックのセルへ移動する

HYPERLINK関数の構文
数式=HYPERLINK("#"&A6,"先頭へ戻る")
ひとことでクリックで開くリンクを作る
"#"&A6
リンク先です
"先頭へ戻る"
セルに表示する文字です

リンク先の先頭に「#」を付けて「シート名!セル」を指定すると、同じブックの中のセルへ移動するリンクになります。目次シートから各シートへ移動したり、長い表の下から先頭へ戻ったりするのに便利です。

メールのリンクを作る

HYPERLINK関数の構文
数式=HYPERLINK("mailto:"&A7,"メールを送る")
ひとことでクリックで開くリンクを作る
"mailto:"&A7
リンク先です
"メールを送る"
セルに表示する文字です

「mailto:」の後にメールアドレスをつなげると、クリックしたときにメールソフトが開き、宛先が入った状態になります。

リンク先が空ならリンクを出さない

IF関数の構文
数式=IF(A10="","",HYPERLINK(A10,"開く"))
ひとことで条件で結果を切り替える
A10=""
条件です
""
真の場合です
HYPERLINK(A10,"開く")
偽の場合です

リンク先のセルが空のときに「開く」と出てしまわないよう、IF関数で空のときは何も表示しないようにします。A9 にURLがある行は 開く、A10 が空の行は空になります(IF関数の使い方)。

HYPERLINK関数がうまくいかないときの確認表

症状考えられる原因対処
クリックしても開かないURLの「https://」が抜けている、つづりの間違いリンク先をブラウザーで開けるか確かめる。
「参照が正しくありません」と出る「#」付きのシート名・セルが間違っているシート名にスペースがあるときは「#’シート 1′!A1」のように囲む。
セルを選ぶだけでリンクが開いてしまうリンクのセルをクリックしたクリックしたまま少し長押しするか、矢印キーで選ぶ。

HYPERLINK関数のよくある質問

式を使わずにリンクを付けるには?

セルを右クリックして「リンク」を選び、アドレスを入力します。リンク先を別のセルから組み立てたいときは HYPERLINK関数が便利です。

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練習用ファイル:練習用Excelファイル(.xlsx・無料)

日本語をURL用の文字にするなら、ENCODEURL関数の使い方もあわせてご覧ください。

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