SUMSQ関数の使い方|2乗の合計を出す・斜辺の長さ・差の2乗の合計(SUMXMY2)【実機で解説】

SUMSQ関数の使い方|2乗の合計を出す・斜辺の長さ・差の2乗の合計(SUMXMY2)【実機で解説】

SUMSQ 関数は、数をそれぞれ 2 乗して合計する関数です。=SUMSQ(3,4) は 9+16 で 25 になります。SUMXMY2 関数は、2 つの範囲の差の 2 乗の合計を出し、予測と実績のずれを調べるときに使います。

この記事では、SUMSQ となかまの関数の使い方を、実際の Excel で確かめた結果で説明します。

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予測と実績の表と、この記事の SUMSQ・SUMXMY2 の式をまとめた練習ファイルです。
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目次

SUMSQ・SUMXMY2・SUMX2PY2・SUMX2MY2 関数の書き方

=SUMSQ(数値1, [数値2], …)
=SUMXMY2(範囲1, 範囲2)
=SUMX2PY2(範囲1, 範囲2)
=SUMX2MY2(範囲1, 範囲2)
関数計算
SUMSQ2 乗の合計(x²+…)
SUMXMY2差の 2 乗の合計((x-y)²+…)
SUMX2PY22 乗の和の合計(x²+y²+…)
SUMX2MY22 乗の差の合計(x²-y²+…)

SUMXMY2 などの 2 つの範囲は、同じ大きさにします。

1. 2 乗の合計を出す(SUMSQ)

3²+1²+2²+4² を計算します。

=SUMSQ(A2:A5)
エクセルのSUMSQ関数で範囲の数をそれぞれ2乗して合計した画面
エクセルのSUMSQ関数で範囲の数をそれぞれ2乗して合計した画面

結果は 30 でした(9+1+4+16)。

2. 斜辺の長さを出す

直角三角形の 2 辺が 3 と 4 のとき、斜辺は √(3²+4²) です。

=SQRT(SUMSQ(3,4))
エクセルのSUMSQ関数とSQRTで直角三角形の斜辺の長さを求めた画面
エクセルのSUMSQ関数とSQRTで直角三角形の斜辺の長さを求めた画面

結果は 5 でした。2 点の距離も、x の差と y の差を SUMSQ に入れて同じように出せます。

3. 予測と実績の差の 2 乗の合計(SUMXMY2)

(3-4)²+(1-2)²+(2-5)²+(4-1)² です。差がプラスでもマイナスでも 2 乗するので打ち消しあいません。

=SUMXMY2(A2:A5,B2:B5)
エクセルのSUMXMY2関数で予測と実績の差の2乗の合計を求めた画面
エクセルのSUMXMY2関数で予測と実績の差の2乗の合計を求めた画面

結果は 20 でした(1+1+9+9)。

4. ずれの大きさ(RMSE)を出す

差の 2 乗の合計を個数で割って平方根にすると、平均的なずれの大きさ(RMSE)になります。

=SQRT(SUMXMY2(A2:A5,B2:B5)/COUNT(A2:A5))
エクセルのSUMXMY2関数とSQRTで予測と実績の平均的なずれの大きさを求めた画面
エクセルのSUMXMY2関数とSQRTで予測と実績の平均的なずれの大きさを求めた画面

結果は 2.24 でした。

【実機で検証】SUMSQ でつまずくところ

エクセルのSUMSQ関数で範囲に文字や空白があるときや大きさのちがう範囲を入れたときの結果を確かめた画面
エクセルのSUMSQ関数で範囲に文字や空白があるときや大きさのちがう範囲を入れたときの結果を確かめた画面
ためしたこと式結果
SUMPRODUCT で 2 乗の合計=SUMPRODUCT(SUMSQ!A2:A5^2)30
範囲に文字と空白(D4:D7)=SUMSQ(D4:D7)13
文字の “3” を直接=SUMSQ("3",4)25
文字の “a” を直接=SUMSQ("a",4)#VALUE!
大きさがちがう(A2:A5 と B2:B4)=SUMXMY2(SUMSQ!A2:A5,SUMSQ!B2:B4)#N/A
SUMX2PY2(予測²+実績²)=SUMX2PY2(SUMSQ!A2:A5,SUMSQ!B2:B5)76

SUMPRODUCT(A2:A5^2) でも 30 で、SUMSQ と同じでした。

範囲の中の文字の「4」と空白は無視され、13(3²+2²)になりました。一方、式に直接 “3” と書くと数として計算され 25、”a” のように数にできない文字は #VALUE! です。

大きさのちがう範囲を SUMXMY2 に入れると #N/A になりました。SUMX2PY2 は 76 です。

よくある質問

平方根(ルート)を出したいときは?

SQRT 関数を使います。

平均からのずれの 2 乗の合計を出したいときは?

DEVSQ 関数で、偏差の 2 乗の合計を出せます。

掛け算の合計を出したいときは?

2 つの範囲を掛けて合計するなら SUMPRODUCT 関数を使います。

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