エクセルで、国際規格(ISO 8601)の週番号を求めるには ISOWEEKNUM関数を使います。2026/10/23 は、=ISOWEEKNUM(A3) で 43 週目です。
ISO週番号は月曜始まりで、ヨーロッパの業務や、海外とのやりとり・製造の週管理などで使われます。年末年始は WEEKNUM関数と番号が大きく変わるのが特長です。この記事では、ISOWEEKNUM関数の基本、第1週の決まり方、年をまたぐ日の扱い、ISO週の「年」の求め方、「2026-W01」形式の作り方までを、1つの表で説明します。下の練習ツールで、日付を書き換えて結果の変わり方を試せます。
ISOWEEKNUM関数の書き方
| 決まり | ISOWEEKNUM(ISO週番号) | WEEKNUM(省略時) |
|---|---|---|
| 週の始まり | 月曜日 | 日曜日 |
| 第1週 | その年の最初の木曜日を含む週 | 1月1日を含む週 |
| 年末年始 | 前の年の第52・53週や、次の年の第1週になる日がある | 1月1日は必ず第1週 |
Excel 2013 以降で使えます。
まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます
練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。
ISOWEEKNUM関数の使い方|やりたいこと別の式
| 日付 | 式(例) | 結果 |
|---|---|---|
| 2026/10/23(金) | =ISOWEEKNUM(A3) | 43 |
| 2026/1/1(木) | =ISOWEEKNUM(A4) | 1 |
| 2025/12/29(月) | =ISOWEEKNUM(A5) | 1 |
| 2025/12/29(月) | =WEEKNUM(A6) | 53 |
| 2027/1/1(金) | =ISOWEEKNUM(A7) | 53 |
| 2027/1/1(金) | =WEEKNUM(A8) | 1 |
| 2027/1/1(金)のISO週の年 | =YEAR(A9-WEEKDAY(A9,2)+4) | 2026 |

ISO週番号を求める
2026/10/23(金)は 43 週目です。週は月曜日で変わるので、2026/1/5(月)は =ISOWEEKNUM(A12) で 2 週目になります。
▶ この式(C3)を、練習ツールで試す / この式(C12)を、練習ツールで試す
第1週の決まり方
ISO週番号では「その年の最初の木曜日を含む週」が第1週です。2026年は1月1日が木曜日なので、その週(2025/12/29(月)〜2026/1/4(日))が第1週で、1月1日は 1 です。
年末でも次の年の第1週になる日
2025/12/29(月)は、2026年の第1週に入るので 1 になります。同じ日を WEEKNUM関数で求めると =WEEKNUM(A6) は 53 で、2025年の最後の週として数えられます(WEEKNUM関数の使い方)。
▶ この式(C5)を、練習ツールで試す / この式(C6)を、練習ツールで試す
年始でも前の年の第53週になる日
2027/1/1(金)は、まだ2027年の最初の木曜日(1/7)の前の週なので、2026年の第53週として 53 になります。WEEKNUM関数では =WEEKNUM(A8) で 1 です。2026年のように、木曜日から始まる年は第53週まであります。
▶ この式(C7)を、練習ツールで試す / この式(C8)を、練習ツールで試す
ISO週の「年」を求める
2027/1/1 は「2026年の第53週」なので、週番号と一緒に使う年は 2027 ではなく 2026 です。その週の木曜日の年が ISO週の年になるので、日付から「月曜を1とした曜日の番号」を引いて 4 を足し、その週の木曜日を出してから YEAR関数で年を取り出すと 2026 になります(WEEKDAY関数の使い方)。
「2026-W01」の形にする
ISO週は「2026-W01」のように「年-W週番号(2桁)」で書くのが決まりです。2025/12/29 は 2026-W01 になりました(TEXT関数の使い方)。
WEEKNUM関数の種類21との関係
WEEKNUM関数の週の基準に 21 を指定すると、ISO週番号と同じ数え方になり、2026/1/1 は 1 です。ISOWEEKNUM関数のほうが式が短く、意味も分かりやすいです。
ISOWEEKNUM関数がうまくいかないときの確認表
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 年始なのに 52・53 になる | ISO週では前の年の最後の週になる日がある | 決まり通り。年は YEAR(日付-WEEKDAY(日付,2)+4) で求める。 |
| WEEKNUM関数と1つずれる | 週の始まり(日曜・月曜)と第1週の決め方が違う | どちらの数え方か決めて統一する。 |
| 「#VALUE!」になる | 日付が文字列になっている | DATEVALUE関数などで日付の値にする。 |
| 「#NAME?」になる | Excel 2010 以前 | WEEKNUM(日付,21) を使う。 |
ISOWEEKNUM関数のよくある質問
その月の第何週かを知りたいときは?
WEEKNUM関数を使って、月の1日の週番号との差を計算します(WEEKNUM関数の使い方)。
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