Excelで得点をA・B・C・Dに振り分ける方法|IF関数を重ねる

Excelで得点をA・B・C・Dに振り分ける方法|IF関数を重ねる

Excelで、得点を「90以上ならA、80以上ならB、60以上ならC、それ以外はD」のように振り分けるには、IF関数を重ねます。大きい条件から順に書くのがコツです。

目次

関数の説明

評価の振り分け

最初の条件に当てはまらなかったときだけ、次の条件が判定されます。そのため、条件は大きい値(厳しい基準)から順に並べます。

関数

対応バージョン

Excel 2007以降のすべてのバージョンで使えます(Excel 2003でも使えます)。

構文

IF関数の構文
数式=IF(B3>=90,"A",IF(B3>=80, "B", IF(B3>=60, "C", "D")))
ひとことで条件で結果を切り替える
B3>=90
必須。1つ目の条件(90以上)。
"A"
必須。1つ目の条件が成り立つときの値。
IF(B3>=80, "B", IF(B3>=60, "C", "D"))
必須。成り立たないときの、次の判定。

引数

引数説明
B3>=90必須。1つ目の条件(90以上)。
“A”必須。1つ目の条件が成り立つときの値。
IF(B3>=80, “B”, IF(B3>=60, “C”, “D”))必須。成り立たないときの、次の判定。

関数作成のポイント

  • 条件は、厳しいものから順に書きます。順番を逆にすると、結果が変わります。
  • IFを重ねるほど、式が長くなります。段階が多いときは、判定用の表とVLOOKUPも使えます。
  • 括弧の数が合わないと、エラーになります。

関数活用のポイント

  • 得点から、成績の評価を付けます。
  • 売上の達成率に、ランクを付けます。
  • 点数の範囲ごとに、区分を付けます。

使用例

まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます

練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。

サンプルデータ

練習用ファイルと同じ配置の、サンプルデータです。下の練習ツールで、黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。

ABC
1得点表
2氏名得点評価
3梅95A
4桜82B
5松67C
6竹45D
7楓70C

サンプル式

セルC3に、次の式を入れます。下のセルにも、同じ式をコピーします。

C3に入力(C7までコピー):条件で結果を切り替える
数式=IF(B3>=90,"A",IF(B3>=80,"B",IF(B3>=60,"C","D")))
ひとことで条件で結果を切り替える
B3>=90
条件です
"A"
真の場合です
IF(B3>=80,"B",IF(B3>=60,"C","D"))
偽の場合です
補足結果は、上から順に、「A」・「B」・「C」・「D」・「C」です。

条件 B3>=90 が成り立てば “A”、成り立たなければ IF(B3>=80,”B”,IF(B3>=60,”C”,”D”)) を返します。 結果は、上から順に、「A」・「B」・「C」・「D」・「C」です。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータをダウンロードすることができます。以下のリンクからダウンロードしてください。

【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)

まとめ

Excelで得点をA・B・C・Dに振り分ける方法の基本は、上の「サンプル式」のとおりです。黄色いセルを書き換えながら、結果の変わり方を確かめると、使い方が身に付きます。

関連のある関数

関数説明
IF条件で表示を切り替えます。
IFS複数の条件を順に判定します。
VLOOKUP表から値を検索します。
ANDすべての条件を満たすか判定します。
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