HARMEAN関数の使い方|調和平均で平均速度を求める

HARMEAN関数の使い方|調和平均で平均速度を求める

ExcelのHARMEAN関数は、指定された数値の調和平均を計算するための関数です。調和平均は、速度や比率などの逆数の平均を求める際に役立ちます。特に、異なる速度で同じ距離を移動する場合の平均速度を求めるときに使用されます。

目次

関数の説明

HARMEAN関数

HARMEAN関数は、指定された数値の集合の調和平均を計算します。調和平均は、データセットの値の逆数の平均を取り、その逆数を求めることで計算されます。

関数

対応バージョン

Excel 2007以降

構文

HARMEAN関数の構文
数式=HARMEAN(number1,[number2],...)
ひとことで調和平均を返す
number1
最初の数値・範囲です
[number2]
追加の数値・範囲です(省略できます)
...
このセルの値です
補足0以下の値があると、#NUM! になります。

引数

HARMEAN関数の引数

引数説明
number1調和平均を計算するための最初の数値または範囲。
[number2](オプション)調和平均を計算する追加の数値または範囲。

関数作成のポイント

  • データセット内のすべての数値は正の数でなければなりません。負の数やゼロを含むとエラーが発生します。
  • 数値の範囲を指定する場合は、セル範囲を使用して簡単に指定できます。

関数活用のポイント

  • 異なる速度で同じ距離を移動する場合の平均速度を求める際に使用します。
  • 比率や割合の平均を求める場合に役立ちます。

まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます

練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。

使用例

サンプルデータ

ABC
数値カテゴリ日付
2A2023/01/01
3B2023/01/02
4A2023/01/03
5B2023/01/04
6A2023/01/05
7B2023/01/06

サンプル式

HARMEAN関数

セルに入力:調和平均を求める
数式=HARMEAN(A2:A7)
ひとことでA2:A7の調和平均
A2:A7
調和平均を求める範囲です
補足練習ファイルの時速では、約48.98です。

この式は、範囲A2:A7の数値の調和平均を計算します。結果は 3.936 になります。

平均の速さを求める(HARMEANで調和平均)式 =HARMEAN(B2:B5) の解説図。B6に入力する
B6に =HARMEAN(B2:B5) を入力。4 ÷ (1/50+1/40+1/50+1/60) = 48.979…

サンプルデータダウンロード

練習用Excelファイル(無料ダウンロード)
この記事の解説で使うExcelデータです。数式と練習データが入っているので、本文の式を同じ表で試せます。
Excelファイル(.xlsx)/登録不要/数式・練習データ入り

まとめ

HARMEAN関数は、速度や比率の調和平均を計算するための非常に有効なツールです。特に、異なる速度で同じ距離を移動する場合の平均速度や比率の平均を求める際に使用されます。この関数を活用して、データ分析をより正確に行いましょう。

関連のある関数

関連関数

関数説明
AVERAGE指定した数値の算術平均を計算します。
MEDIAN指定された数値の中央値を返します。
GEOMEAN指定された数値の幾何平均を計算します。
STDEV.Pデータ全体の標準偏差を計算します。
SUM指定した数値の合計を計算します。

以上がExcelのHARMEAN関数に関する詳細な解説です。この関数を活用して、データセットの調和平均を計算し、より正確なデータ分析を行いましょう。

平均を求めるExcel関数の使い分けは、こちらのまとめで整理しています。

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