エクセルのセル内改行|Alt+Enter・Mac・関数(CHAR(10))・できない原因

エクセルのセル内改行|Alt+Enter・Mac・関数(CHAR(10))・できない原因

エクセルで、セルの中で改行するには、Alt キーを押しながら Enter キーを押します(Mac は、Control キーと Option キーを押しながら Return キー)。関数で改行するなら、=A3&CHAR(10)&B3 のように、CHAR関数の10を、つなぎます。

この記事では、キー操作での改行、Mac・スマホでの改行、「折り返して全体を表示」の設定、関数での改行、改行できない原因を、1つの表を使って説明します。下の練習ツールで、部署や氏名を書き換えて、結果の変わり方を試せます。

目次

エクセルのセル内改行|やりたいこと別の方法

やりたいこと方法・式(例)ポイント
セルの中で、改行する(Windows)Alt + Enter文字の途中で、押します。
セルの中で、改行する(Mac)Control + Option + ReturnCommand + Return でも、できる場合があります。
改行が、表示されないとき「折り返して全体を表示する」「ホーム」タブで、オンにします。
関数で、改行を入れる=A3&CHAR(10)&B3CHAR(10) が、改行を表す文字です。
区切りに、改行を使って結合する=TEXTJOIN(CHAR(10),TRUE,A3:B3)空のセルを、飛ばしてつなげられます。
改行の位置を、探す=FIND(CHAR(10),C3)改行は、1文字として数えます。
改行を、ほかの文字に置き換える=SUBSTITUTE(C3,CHAR(10),”/”)削除は、置き換える文字を「””」にします。
ポイントポイント:関数で改行を入れても、セルの「折り返して全体を表示する」がオフのままだと、改行は表示されません。式を入れたら、必ず、オンにします。

まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます

練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。

セルの中で改行する方法(Alt + Enter)

セルの中で、文字を改行したい位置で、Alt キーを押しながら Enter キーを押します。Enter キーだけを押すと、入力が確定して、下のセルに移動します。

1
改行したいセルを、ダブルクリックして、編集できる状態にします。
2
改行したい位置に、カーソルを置きます。
3
Alt キーを押しながら、Enter キーを押します。
4
続きの文字を入力して、Enter キーで、確定します。
営業部 [Alt + Enter] 山田

改行すると、セルの「折り返して全体を表示する」が、自動でオンになります。営業部と山田が、2行で表示されます。Macでは、Control キーと Option キーを押しながら、Return キーを押します。

折り返して全体を表示する(改行が見えないとき)

改行したはずなのに、1行に見えるときは、「折り返して全体を表示する」が、オフになっています。

1
改行したいセル(C3:C6)を選びます。
2
「ホーム」タブの「折り返して全体を表示する」をクリックします。
3
行の高さが、自動で広がります。広がらないときは、行の境界を、ダブルクリックします。
エクセルでセル内改行を入れた表(部署と氏名を改行でつないだ列、文字数、改行数、各式の結果)
エクセルでセル内改行を入れた表(部署と氏名を改行でつないだ列、文字数、改行数、各式の結果)

「折り返して全体を表示する」は、文字がセルの幅を超えたときも、自動で折り返します。見た目を整えたいときも、この設定が、役に立ちます。

関数でセル内改行を入れる(CHAR(10))

別のセルの文字を、改行でつなぐときは、CHAR関数の10を使います。10は、改行を表す、文字コードです。

1
結果を出したいセル(C3)を選びます。
2
「=A3&CHAR(10)&B3」と入力します。
3
Enter キーを押して、下の行まで、コピーします。
4
「折り返して全体を表示する」を、オンにします。
=A3&CHAR(10)&B3

営業部と山田が、改行でつながって、文字数は、6 文字です(改行も、1文字)。改行の数は、=LEN(C3)-LEN(SUBSTITUTE(C3,CHAR(10),"")) で、結果は 1 になります。

区切りに改行を使って、まとめてつなぐ(TEXTJOIN)

複数のセルを、改行区切りで、まとめてつなぐなら、TEXTJOIN関数が、便利です。

TEXTJOIN関数の式
数式=TEXTJOIN(CHAR(10),TRUE,A3:B3)
ひとことで区切り文字をはさんでつなげる
CHAR(10)
区切り文字です
TRUE
空白を無視するかです
A3:B3
つなげる文字1です

空のセルは、飛ばされるので、空白行が、入りません。複数の文字列をつなぐ方法は、セル範囲の文字列を結合する方法も参照してください。

改行の位置を探して、1行目・2行目を取り出す

セルの中の、改行の位置は、FIND関数で探します。改行の前の文字は、LEFT関数で、後ろの文字は、MID関数で、取り出します。

LEFT関数の式
数式=LEFT(C3,FIND(CHAR(10),C3)-1)
ひとことで左から文字を取り出す
C3
文字列です
FIND(CHAR(10),C3)-1
取り出す文字数です

1行目は 営業部 です。2行目は、=MID(C3,FIND(CHAR(10),C3)+1,20) で、山田 になります。改行を、別の文字に置き換えるときは、=SUBSTITUTE(C3,CHAR(10),"/") で、結果は 営業部/山田 です。改行の削除は、別の記事で、くわしく説明します。

Mac・スマホでセル内改行する方法

環境改行のしかた補足
WindowsAlt + Enterいちばん、基本の方法です。
MacControl + Option + ReturnCommand + Return でも、できる場合があります。
スマホ(アプリ)セルの編集中に、改行キーを押すうまくいかないときは、CHAR(10) の関数を、使います。
どの環境でも=A3&CHAR(10)&B3関数なら、環境による違いが、ほぼありません。

セル内改行ができないときの確認表

症状考えられる原因対処
Enter キーで、確定してしまうAlt キーを押していないAlt キーを押しながら、Enter キーを押す。
改行しても、1行に見える折り返しが、オフになっている「折り返して全体を表示する」を、オンにする。
CHAR(10) が、改行されない折り返しが、オフになっているセルの折り返しを、オンにする。
行の高さが、広がらない行の高さが、固定されている行の境界を、ダブルクリックして、自動調整する。
Macで、改行できないWindowsのキーを押しているControl + Option + Return を押す。
改行が、「_x000D_」と見える別のソフトの改行コードが、混ざっているSUBSTITUTE関数で、置き換える。
値を変えても、結果が変わらない計算方法が「手動」になっている「数式」タブの「計算方法の設定」を「自動」にする。

セル内改行のよくある質問

セルの中で改行する、ショートカットは?

Windowsは、Alt キーを押しながら Enter キーです。Macは、Control キーと Option キーを押しながら、Return キーです。

関数で改行するには?

=A3&CHAR(10)&B3 のように、CHAR関数の10を、つなぎます。セルの折り返しを、オンにすると、改行が表示されます。

改行できないのは、なぜ?

多くの場合は、Alt キーを押していないか、折り返しがオフです。確認表を、見てください。

あわせて読みたい:セル内改行の関連記事

練習用ファイル:練習用Excelファイル(.xlsx・無料)

セルの中の改行を消したいときは、エクセルで改行を削除・置換する方法もあわせてご覧ください。

改行ごとに、セルを分けたいときは、エクセルで改行ごとにセルを分割する方法もあわせてご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次