Excelで氏名を姓と名に分ける方法|LEFT・MID・FIND関数

Excelで氏名を姓と名に分ける方法|LEFT・MID・FIND関数

Excelで、スペースで区切られた氏名を、姓と名に分けるには、FIND関数でスペースの位置を探し、LEFT関数とMID関数で取り出します。

目次

関数の説明

姓と名の分け方

姓は、先頭からスペースの1つ前まで、名は、スペースの次から最後までです。FIND関数でスペースの位置を求めて、その位置を基準にします。

関数

対応バージョン

Excel 2007以降のすべてのバージョンで使えます(Excel 2003でも使えます)。

構文

LEFT関数の構文
数式=LEFT(A3,FIND(" ", A3)-1)
ひとことで左から文字を取り出す
A3
必須。氏名のセル。
FIND(" ", A3)-1
必須。取り出す文字数(スペースの位置の1つ前まで)。

引数

引数説明
A3必須。氏名のセル。
FIND(” “, A3)-1必須。取り出す文字数(スペースの位置の1つ前まで)。

関数作成のポイント

  • スペースが全角か半角かで、FIND の検索文字を合わせます。
  • スペースがないと、FIND が #VALUE! エラーになります。
  • Microsoft 365 では、TEXTSPLIT関数でも分けられます。

関数活用のポイント

  • 名簿の氏名を、姓と名の列に分けます。
  • メールの差し込みに、姓だけを使います。
  • 並べ替えのために、姓と名を分けます。

使用例

まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます

練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。

サンプルデータ

練習用ファイルと同じ配置の、サンプルデータです。下の練習ツールで、黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。

ABC
1氏名
2氏名姓名
3山田 太郎山田太郎
4佐藤 花子佐藤花子
5鈴木 一郎鈴木一郎
6高橋 美咲高橋美咲
7伊藤 健伊藤健

サンプル式

セルB3に、次の式を入れます。

B3に入力:左から文字を取り出す
数式=LEFT(A3,FIND(" ",A3)-1)
ひとことで左から文字を取り出す
A3
文字列です
FIND(" ",A3)-1
取り出す文字数です
補足結果は「山田」です。

A3の左から、FIND(” “,A3)-1文字を取り出します。 結果は「山田」です。

セルC3に、次の式を入れます。

C3に入力:途中から文字を取り出す
数式=MID(A3,FIND(" ",A3)+1,20)
ひとことで途中から文字を取り出す
A3
文字列です
FIND(" ",A3)+1
開始位置です
20
取り出す文字数です
補足結果は「太郎」です。

A3の、FIND(” “,A3)+1文字目から、20文字を取り出します。 結果は「太郎」です。

セルB4に、次の式を入れます。

B4に入力:左から文字を取り出す
数式=LEFT(A4,FIND(" ",A4)-1)
ひとことで左から文字を取り出す
A4
文字列です
FIND(" ",A4)-1
取り出す文字数です
補足結果は「佐藤」です。

A4の左から、FIND(” “,A4)-1文字を取り出します。 結果は「佐藤」です。

セルC4に、次の式を入れます。

C4に入力:途中から文字を取り出す
数式=MID(A4,FIND(" ",A4)+1,20)
ひとことで途中から文字を取り出す
A4
文字列です
FIND(" ",A4)+1
開始位置です
20
取り出す文字数です
補足結果は「花子」です。

A4の、FIND(” “,A4)+1文字目から、20文字を取り出します。 結果は「花子」です。

セルB5に、次の式を入れます。

B5に入力:左から文字を取り出す
数式=LEFT(A5,FIND(" ",A5)-1)
ひとことで左から文字を取り出す
A5
文字列です
FIND(" ",A5)-1
取り出す文字数です
補足結果は「鈴木」です。

A5の左から、FIND(” “,A5)-1文字を取り出します。 結果は「鈴木」です。

セルC5に、次の式を入れます。

C5に入力:途中から文字を取り出す
数式=MID(A5,FIND(" ",A5)+1,20)
ひとことで途中から文字を取り出す
A5
文字列です
FIND(" ",A5)+1
開始位置です
20
取り出す文字数です
補足結果は「一郎」です。

A5の、FIND(” “,A5)+1文字目から、20文字を取り出します。 結果は「一郎」です。

セルB6に、次の式を入れます。

B6に入力:左から文字を取り出す
数式=LEFT(A6,FIND(" ",A6)-1)
ひとことで左から文字を取り出す
A6
文字列です
FIND(" ",A6)-1
取り出す文字数です
補足結果は「高橋」です。

A6の左から、FIND(” “,A6)-1文字を取り出します。 結果は「高橋」です。

セルC6に、次の式を入れます。

C6に入力:途中から文字を取り出す
数式=MID(A6,FIND(" ",A6)+1,20)
ひとことで途中から文字を取り出す
A6
文字列です
FIND(" ",A6)+1
開始位置です
20
取り出す文字数です
補足結果は「美咲」です。

A6の、FIND(” “,A6)+1文字目から、20文字を取り出します。 結果は「美咲」です。

セルB7に、次の式を入れます。

B7に入力:左から文字を取り出す
数式=LEFT(A7,FIND(" ",A7)-1)
ひとことで左から文字を取り出す
A7
文字列です
FIND(" ",A7)-1
取り出す文字数です
補足結果は「伊藤」です。

A7の左から、FIND(” “,A7)-1文字を取り出します。 結果は「伊藤」です。

セルC7に、次の式を入れます。

C7に入力:途中から文字を取り出す
数式=MID(A7,FIND(" ",A7)+1,20)
ひとことで途中から文字を取り出す
A7
文字列です
FIND(" ",A7)+1
開始位置です
20
取り出す文字数です
補足結果は「健」です。

A7の、FIND(” “,A7)+1文字目から、20文字を取り出します。 結果は「健」です。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータをダウンロードすることができます。以下のリンクからダウンロードしてください。

【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)

まとめ

Excelで氏名を姓と名に分ける方法の基本は、上の「サンプル式」のとおりです。黄色いセルを書き換えながら、結果の変わり方を確かめると、使い方が身に付きます。

関連のある関数

関数説明
LEFT左から指定した文字数を取り出します。
MID指定した位置から文字を取り出します。
FIND文字の位置を調べます。
TEXTJOIN区切り文字を指定して文字列をつなぎます。
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