KURT関数の使い方|尖度(分布のとがり)を求める

KURT関数の使い方|尖度(分布のとがり)を求める

ExcelのKURT関数は、データセットの尖度(カートシス)を計算するための関数です。尖度は、データの分布が平均値を中心にどれだけ尖っているか、または平らであるかを示します。この関数を使うことで、データの分布の形状をより深く理解することができます。この記事では、KURT関数の使い方とその活用方法について詳しく説明します。

目次

関数の説明

KURT関数とは?

KURT関数は、データセットの尖度を計算し、分布の形状を評価します。尖度が高いと、データの分布が平均値の周りで非常に尖っていることを示し、尖度が低いと分布が平らであることを示します。尖度は、データ分析において分布の特性を把握するのに役立つ指標です。

関数

対応バージョン

  • Excel 2007以降

構文

KURT関数の構文
数式=KURT(number1,[number2],...)
ひとことで尖度を求める
number1
必須。尖度を計算するための最初のデータセットです。
[number2]
任意。追加のデータセットを指定します。複数の引数を指定することで、データの範囲を広げることができます。
...
補足[ ] で囲まれた引数は、省略できます。

引数

引数説明
number1必須。尖度を計算するための最初のデータセットです。
[number2], …任意。追加のデータセットを指定します。複数の引数を指定することで、データの範囲を広げることができます。

関数作成のポイント

  • データセットが比較的大きい場合や、データの分布が正規分布に近い場合に、尖度の計算が有効です。
  • 複数のデータセットを指定することで、データの範囲を広げて詳細な分析が可能になります。

関数活用のポイント

  • 分布の形状を評価し、データの特性を把握するために活用します。
  • 尖度の値によってデータの分布が正規分布からどれだけ外れているかを把握できます。

使用例

まず動かしてみよう|この記事のサンプルをその場で試せます

練習用ファイルをダウンロードしなくても、記事と同じデータ・同じセル番地のサンプルをここで動かせます。黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。各解説の最後にある「▶ この式を試す」を押すと、このツールの該当セルへ移動します。

サンプルデータ

練習用ファイルと同じ配置の、サンプルデータです。下の練習ツールで、黄色いセルを書き換えると、結果がその場で変わります。

AB
1得点表
2氏名得点
3○○○40
4■■■70
5△△△95
6▲▲▲92
7□□□65
8尖度-0.471785

サンプル式

セルB8に、次の式を入れます。

B8に入力:尖度を求める
数式=KURT(B3:B7)
ひとことで尖度を求める
B3:B7
データの範囲です
補足結果は「-0.471785」です。

B3:B7の尖度(分布のとがり具合)を求めます。 結果は「-0.471785」です。

(例題)サンプルデータダウンロード

サンプルデータをダウンロードすることができます。以下のリンクからダウンロードしてください。

【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)

まとめ

KURT関数は、データの尖度を計算し、分布の形状を評価するための便利なツールです。尖度の値を使用することで、データの分布が正規分布にどれだけ近いか、またはどれだけ偏っているかを理解することができます。データ分析において、分布の特性を把握するためにKURT関数を積極的に活用しましょう。

関連のある関数

関数説明
SKEWデータセットの歪度を計算し、分布の非対称性を示します。
KURT.P母集団全体に対する尖度を計算し、分布の形状を評価します。
STDEV.Pデータセットの母集団標準偏差を計算します。
VAR.Pデータセットの母集団分散を計算します。

この記事では、KURT関数の使い方とその活用方法について説明しました。この関数を利用して、データの分布の形状をより深く理解し、分析の精度を高めましょう。

Excelの統計関数の全体像は、こちらのまとめからテーマ別に辿れます。

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