s032|日付を検索して該当する期間のデータを抽出する方法【XLOOKUP関数、VLOOKUP関数】|Excel関数によるデータ抽出方法

期間ごとのデータが入力された表から、指定の日付を検索値にして該当データを抽出するなど、完全一致がない表から検索抽出するには、XLOOKUP関数やVLOOKUP関数で抽出する検索の方法を変更するだけで出来る。

目的

部分一致検索抽出

使用する関数
目次

例題1|部分一致検索で抽出する(XLOOKUP)

  1. [料金]を求めるセル(B3セル)を選択し、「=XLOOKUP(」と入力する。
  2. [検索値]…「利用日」のセル(B2セル)を選択する。
  3. [検索範囲]…検索する「期間」の開始日のセル範囲を選択する。
  4. [戻り範囲]…抽出する「料金」のセル範囲を選択する。
  5. [見つからない場合]…[””](空白)を入力する。
  6. [一致モード]…「-1」と入力する。
  7. [検索モード]…省略して、「Enter」キーで数式を確定する。

【数式】=XLOOKUP(B2,A6:A8,B6:B8,””,-1)

使用するExcel関数

Microsoft365 :XLOOKUP関数VLOOKUP関数

数式の解説

「=XLOOKUP(B2,A6:A8,B6:B8,“”,-1)」の数式は、B2セルの「8/11(日)」を料金表のA6セル~B8セルの範囲から検索し、一致した行にあるB6セル~B8セルの料金「2,200」を抽出する。引数の[一致モード]に「-1」を指定すると、[検索値]が見つからないとき、次に小さい値を検索する。つまり。[検索値]は「8/11(日)」なので検索範囲の「8/10(土)」を検索して同じ行にあるデータが抽出される。

Excelデータダウンロード

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Excel-sample1.xlsx

例題2|部分一致検索で抽出する(VLOOKUP)

  1. [料金]を求めるセル(B3セル)を選択し、「=VLOOKUP(」と入力する。
  2. [検索値]…「利用日」のセル(B2セル)を選択する。
  3. [範囲]…抽出する表ののセル範囲を選択する。
  4. [列番号]…抽出する列の番目「3」を入力する。
  5. [検索方法]…「1」と入力または省略して、「Enter」キーで数式を確定する。

【数式】=VLOOKUP(B2,A6:B8,2,1)

使用するExcel関数

数式の解説

「=VLOOKUP(B2,A6:B8,2,1)」の数式は、B2セルの「8/11(日)」を料金表のA6セル~B8セルの範囲から検索し、一致した行にある2列目の料金「2,200」を抽出する。

VLOOKUP関数の引数の[検索方法]に「1」を入力または省略して指定すると、[検索値]が見つからないとき、次に小さい値を検索する。つまり。[検索値]は「8/11(日)」なので検索範囲の「8/10(土)」を検索して同じ行にあるデータが抽出される。

Excelデータダウンロード

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応用1|

クロス表から抽出する数式は、完全一致ではない行や列見出しのクロス表から抽出するなら、
 ❶XLOOKUP関数なら引数[一致モード]に「-1」、
 ❷MATCH関数なら引数[照合の種類]に「1」を入力するか省略して数式を作成しましょう。

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Excel-application1.xlsx

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