複数列の表から、検索値に一致する行ごとに2列~4列など連続する列で抽出したいときは、CHOOSEROWS関数の引数[行番号]にXMATCH関数を組み合わせて数式を作成することで、数式確定と同時に一発で抽出できる。
目的
複数列・行から検索抽出
使用する関数
CHOOSEROWS関数、XMATCH関数
目次
例題1|複数の検索値に該当するデータの連続列を抽出する方法
- 求めたいセル(B3セル)を選択し、「=CHOOSEROWS(」と入力する。
- [配列]…抽出する表のセル範囲を選択する。
- [行番号1]…「XMATCH(」と入力する。
- [検索値]…「商品ID」のセル範囲を選択する。
- [検索範囲]…検索する「商品ID」のセル範囲を選択する。
- [一致モード][検索モード]…省略して、「Enter」キーで数式を確定する。
【数式】=CHOOSEROWS(B7:C10,XMATCH(A3:A4,A7:A10))
使用するExcel関数
CHOOSEROWS関数、XMATCH関数
数式の解説
「XMATCH(A3:A4,A7:A10)」の数式は、検索値「商品ID」(A3セル~A4セル)が、A7セル~A10セル「商品ID」の中でそれぞれ何番目にあるかを求める。CHOOSEROWS関数の引数[行番号1]に組み合わせて数式を作成することで、検索値「商品ID」と一致した行にある「種類」「単価」が抽出される。
Excelデータダウンロード
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Excel-sample1.xlsx
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