405-01|Excel AVERAGE関数の使い方|指定した範囲内の数値の平均値を求める

ExcelのAVERAGE関数は、指定した範囲内の数値の平均値を求めるための基本的かつ便利なツールです。データ分析や日常的な計算に広く使用されるこの関数について、詳しく解説します。

目次

関数の説明

AVERAGE関数

AVERAGE関数は、指定した範囲内の数値データの平均を計算します。数値データの中心傾向を把握するために使用され、データセットの全体的な傾向を理解するのに役立ちます。

関数

対応バージョン

Excel 2007以降

構文

=AVERAGE(number1, [number2], ...)

引数

AVERAGE関数の引数

引数説明
number1平均を計算する最初の数値または範囲を指定します。
[number2]平均を計算する追加の数値または範囲(省略可能)。

関数作成のポイント

  • 引数には、数値やセル範囲を指定できます。例: AVERAGE(A1:A10, B1:B10)
  • 空白セルや文字列は無視されます。
  • 引数にエラー値が含まれている場合、関数はエラーを返します。

関数活用のポイント

  • データセットの平均を迅速に計算するために使用します。
  • 他の関数と組み合わせて、より複雑なデータ分析を行うことができます。
  • 平均値を求めることで、データの全体的な傾向やパターンを把握しやすくなります。

使用例

サンプルデータ

ABC
102030
405060
708090
100110120

サンプル式

AVERAGE関数

=AVERAGE(A1:A4)

この式は、範囲A1からA4の数値の平均を計算します。結果は 55 になります。

=AVERAGE(A1:C4)

この式は、範囲A1からC4のすべての数値の平均を計算します。結果は 65 になります。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータをダウンロードすることができます。こちらからダウンロードしてください。

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まとめ

AVERAGE関数は、指定した範囲内の数値データの平均を簡単に計算するための強力なツールです。日常的な計算やデータ分析において、迅速かつ効率的に平均値を求めることができます。

関連のある関数

関連関数

関数説明
MEDIAN指定された数値の中央値を返します。
MODE.SNGL指定された範囲の最頻値(最も頻繁に出現する数値)を返します。
AVERAGEIF指定された条件を満たすセルの平均を計算します。
AVERAGEIFS複数の条件を満たすセルの平均を計算します。
STDEV.P指定された範囲の母集団標準偏差を返します。

以上がExcelのAVERAGE関数に関する詳細な解説です。この関数を活用して、データの中心傾向を迅速かつ簡単に把握しましょう。

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